目黒千代か池 ーめぐろちよかいけー
2019.04.25 03:53

歌川広重名所江戸百景より
目黒千代か池
水彩にて模写 つねきち
江戸時代、目黒から三田、上大崎にかけての一帯に
九州島原藩の抱屋敷があり
広大な敷地に絶景の庭園が施されていました。
抱屋敷(かかえやしき)とは
地方の大名が参勤交代で江戸に在中する際に
滞在場所として自ら買い取った土地に建てたものです。
赴任時の経費も全て自己負担で
幕府から与えられた屋敷以外に
年貢も込みで抱えていたといいますから
これだけの庭園を持つ藩の
すさまじい財力が想像できます。
