【議会活動の成果】 望まない受動喫煙の防止を!
健康増進法が改正により、自治体は「望まない受動喫煙を防止する責務」を負いました。
久喜市においても、望まない受動喫煙が発生している状況があります。
法改正の趣旨も踏まえ、改善するべく議会質問を行いました。
まず、久喜駅前。
東西口において、喫煙所は設置されているものの、パーテーションは単に喫煙する方の目隠しになっているだけで、受動喫煙防止の観点は皆無です。
厚労省が定める屋外分煙施設の技術的留意事項に則ったパーテーションへ更新を求めましたが、大規模工事は予算も時間もかかるため、前向きな答弁は返ってきませんでした。
長期的な目標(パーテーションの更新)は据え置きつつ、まずは比較的すぐに出来ることから改善も求めました。
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すぐ出来るはずの改善
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•喫煙所の至近1.5メートルのところに設置されていたベンチの撤去(移設)→施工済
喫煙所に近すぎて、喫煙所の外でタバコを吸う人しか使っていない状況。喫煙所外での喫煙を助長していました。
↓ベンチ撤去後の写真↓
•パーテーションの下部を塞ぐ
厚生科学審議会のたばこの健康影響評価専門委員会によると、パーテーション下の吸気口は、地面から10センチから20センチが望ましいとされています。
しかし久喜市の喫煙所では地面からパーテーションまで100センチ近く。これが煙流出の一因となっていることは明白です→どのような方法で塞ぐのか担当部署が検討中。継続して議会で取り上げます。
続いて東鷲宮駅前
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喫煙所の設置
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東鷲宮駅前は朝は、路上喫煙の行列が出来るほど、酷い状況にあります。
多くの方から改善要望を頂き、2016年より継続して路上喫煙禁止区域への指定と、喫煙所設置を求めてきました。
やっと今年度から動き出します。
久喜駅喫煙所のような、簡易的な喫煙所ではなく、
受動喫煙防止を念頭におき、厚労省が定める屋外喫煙所の技術的留意事項に基づくものになることを議会で確認しております。
法に基づき、望まない受動喫煙が無くなるよう、長期、短期(すぐに出来ること)双方の視点を持って取り組んで参ります。
栗橋地区の駅に関しても議会で同様に取り上げておりますが、喫煙禁止を呼びかける横断幕が設置されたほかは対策が進んでいないのが現状です。引き続き取り組んで参ります!