10回目の逗子海岸映画祭。海岸で繰り広げられる夢のような11日間。
逗子エリア出身、在住のクリエイターやアーティストたちで構成される「CINEMA CARAVAN」がプロデュースする屋外型の映画祭。映画の上映以外にも、ライブステージや飲食ブース、地元作家の作品が並ぶバザールや環境問題を楽しく学べるワークショップなど、五感全部で楽しめるコンテンツが日替わりで展開されていく。
上映されるのは、名作映画からドキュメンタリー映画、ここでしか観られないオリジナルの映像作品や、SNSで一般から募集した「#逗子海岸映画祭で観たい名作」まで、10周年を盛り上げるにふさわしい作品がセレクトされている。
開催日:4月26日(金)~5月6日(月)
☆「ネバーエンディング・ストーリー」1985年 監督:ウォルフガング・ペーターゼン
毎年人気の名作映画。バスチアン少年がとある本屋で見つけた「ネバーエンディング・ストーリー」は、滅びゆく星のプリンセスを救う少年の冒険ストーリー。その本を読みふけるバスチアンは、いつの間にか本の世界へ入り込んでしまう。満を持して上映の不朽のファンタジー。
☆「サヨナラCOLOR」2005年 監督:竹中直人
記念すべき映画祭第一回目に上映された、竹中直人監督による映画「サヨナラCOLOR」をアンコール上映!名曲『サヨナラCOLOR』を想起し竹中が馬場と共同で脚本を執筆。ヒロインに原田知世を迎えて描く大人のラブストーリー。ハナレグミとクラムボン、ナタリー・ワイズらが音楽を担当。
☆「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ アディオス」2018年 監督:ルーシー・ウォーカー/製作総指揮:ヴィム・ヴェンダース
音楽好きの来場者からも好評な音楽をテーマとした映画。 今年は、、日本でも大ヒットを記録した「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」から18年を経て、現メンバーによる最後のツアーを追ったドキュメンタリー。© 2017 Broad Green Pictures LLC
☆「独裁者」1940年 監督:チャールズ・チャップリン
チャーリー・チャップリン初のトーキー作品で最高傑作とも言われる風刺コメディ。第1次大戦末期、トメニア国の兵士として戦線に出ていたユダヤ人の床屋チャーリーは、戦傷によりすべての記憶を失ってしまう。戦後、トメニアは独裁者ヒンケルが支配する国となりユダヤ人迫害を開始。そんな中、激変した状況を知らない床屋のチャーリーが退院し、ゲットーに帰ってくる……。チャップリンが、製作・監督・脚本・主演(2役)を務め、痛烈にヒトラーの独裁政治を批判した。
☆「黒猫白猫」1998年 監督:エミール・クストリッツァ
知るも知らぬも砂浜で心を合わせて笑う、コメディ映画も逗子海岸映画祭のマストコンテンツ!ドナウ川のほとりに暮らすジプシー一族、博打好きが高じて巻き起こる、若者の恋愛や石油列車強奪計画といったエピソードを、陽気にストレートに描いた大爆笑のドタバタコメディ。©1998 PANDORA FILM GmbH & Co KG, CIBY2000, FRANCE 2 CINEMA
☆「父を探して」2016年 監督:アレ・アブレウ
昨年荒天により中止になってしまった本作品をリベンジ。第88回アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされるなど世界の映画祭で話題となったブラジル発、全編セリフなしのアニメーション。ある日、少年の父親は出稼ぎのためにどこかに旅立ってしまった。父親を見つけて、家に連れて帰ることを決意し旅に出た少年を描く。
☆「Sound System」2017年 監督:Seb Carayol & Katie Callan
1950年代のジャマイカのゲットーエリアで突如始まった音カルチャー「サウンドシステム」。ピックアップトラックにターンテーブル、アンプ、スピーカーを乗せたら、移動式 DISCO「サウンドシステム」出動準備完了!世界中を巡る貴重な映像とファットなサウンドを総まとめ一挙公開!
☆「Play with the Earth」2019年 監督:志津野 雷 編集:瀬木 暁
シネマキャラバン代表の志津野雷が監督として指揮を取る、オリジナルの映像作品「Play with the Earth」。2017年の初演より進化し続ける話題作。自然や人々の暮らしにフォーカスして、旅の中で感じた想いを映像に託し、仲間のミュージシャンたちが即興で美しい旋律を添えていく。旅を続けることでブラッシュアップされていく本作の最新版。一夜限りの新しいスクリーン体験。