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ミスをしてしまっても慌てない!一番大事なことを見失わないことで職場との相性を考える

2021.08.24 04:30

仕事をしていると、大なり小なりのミスは起きます。若手でもベテランでも頻度が変わるだけです。


起きてしまったことはしかたありません、あなたはどうしますか?


ミスをした際に職場の仲間たちは助けてくれますか?


寝不足だったり疲れていたりすると

いつも通りの感覚に頭に身体がついてこなくて

普段だと忘れないような抜け漏れが発生します。


ストレスが蓄積して余裕がない場合も注意力散漫になりミスは起きますし

仕事に慣れてくると慣れてきたがゆえに「これくらいで大丈夫かも」「これくらいだったと思う」と確認を怠り油断をしてしまうことでミスが起きます。


そこで素直に謝るか

誤魔化そうとするか


どちらにしろミスを自分で認めている状態です。


隠し通したり、嘘をついたりしても

結局はポジティブな方向に進みません。

その場では良くてももっと悪い状況に進んでしまう可能性が高いです。


素直に謝る人は

本当にしなければいけないことを理解しています。

ミスから生じる状況の悪化や最悪の事態に備えて

すぐに出来る手を打つために

周囲の協力を得るために謝ります。


誤魔化そうとすると

「誰が?」とか「原因は?」とゴテゴテになってしまい

結局すぐに手を打てません。

怒られないことへの回避が優先で、何か手を打つという本来進まなければいけない選択の優先順位が低い状況です。


どんなに理由をつけても

ミスはミスで起きたことが事実です。


どんなに長く説明しても芯の部分は誰々がミスを起こしたということです。


それはミスを起こした本人しか状況や事実を把握出来ていないので、解決のためにはそれを特定する必要があるためで


そう理解した上でミスをした際の初期対応は

認めることを形にすることです。


本当に自分に非がない場合は

誤魔化そうと考えるより

自信を持って事実を伝えて出来る対応をしたのちに

事実確認をします。


謝ったら負けだと思われがちですが

「このような事態になってしまいました」と

謝り方によりますし

仕事においては、その対応が評価されたり

誠実な対応から信頼にもつながります。

その上で、事実確認をすると

後からでもリカバリーできるものです。


もし、当事者でない場合でも

起きたからにはメンバーの一人としてなにかしら出来たことはあったはずで

素直な対応が出来る人は、自責の人がほとんどですので、再発防止のための案を自分で考えている人です。


ミスが起きた時に、報告を受けた人間も

聞いていてモヤモヤするのは誤魔化そうとして手順を間違えた時です。

怒られたくないから選択した手段が

逆に怒られる空気を作ってしまいます。


普段から仕事を頑張ってる人が

素直に謝ってきたら

むしろ「どうした?大丈夫か?」と心配したくなり

ミスを起こした時の自分の初動への相手の反応で、自分への信用やどう思っているかを垣間見ることもできます。

これも、相手との距離を知る上での一つの判断材料になります。


怒りたいだけの人や

あえてミスを起こさせる人も

中にはいます。

ほれ来た!と言わんばかりに怒涛の詰めが始まるのはこういう場合で

叱ることで管理をするタイプです。


仲良く仕事をしたいと考えている人がすべてではありません。


人は自分の思った通りに進むのが一番負荷もなくストレスも少ないです。


反対意見を言われるとストレスになり

反対をさせないために叱り身体に覚えさせるという手段を使う人もいます。


もちろん、成果が出ていればそのやり方も一つの手法です。

ただ、人によって合う合わないの相性があると言う話です。


誰でも叱られたくはないものです。

叱られるのが嫌だから合わないではなくて

叱られる理由が本来はあります。


ミスの度合いにもよりますが

まず素直に謝る人は一刻を争う計算をして動いているので、足止めされることがストレスになります。

あまり意識しないでしょうが、そういったすごく細かいポイントでのスピード感の違いも

仕事を進める上で重要になります。


ミスは起きなければ一番良いです。

ただ、人間は必ず波があって

他の人とのコミュニケーションが絡むと

より複雑になった時に思いもしないミスが起きます。


素直さという性質も人によって解釈は違います。

文句言わずに従うことを素直という人もいれば

ミスはミスと認め、結果が出た時は飾らずに喜ぶことを素直という人もいます。


起きてしまったことに対して

最初に意識しなければいけないことを

理解しているかしていないか。


その意識で伝え手と受け手で相違がないコミュニケーションが出来ているか。


仕事のやり易さはこういう場面で本当にわかるのかもしれませんね。