すべて僕のせいなんだ
何にでもすべてに責任と罪悪感を背負ってしまうスパイディ
SMDP作家ジョー・ケリー氏「デッドプールの世界にも人生にもその他の物へもその無関心は根深い反面、スパイディは同じくそれら全てに対する義務感を持ち、文字通り宇宙レベルでの責任感や罪悪感を感じ、それは彼のキャラクターとはとても切り離せない」
🔔「全て僕のせいだ…」
よく知られたスパイダーマンのお馴染みの台詞。周囲の人に何か起きるとすぐ自分を責めだす。
スパイディ個人誌本誌である『アメイジング・スパイダーマン』誌で伝統的に描かれてる、ベンおじさんの死の責任を筆頭に、「何事にもすべてに罪悪感と責任感を背負い込んでしまう」スパイダーマン。
SMDP誌も舞台はASM誌と同じマーベルメイン世界である616世界、つまりピーターは本誌と同一人物。SMDP誌でも、イッツィが人殺すのもデッドプールが悪人に戻ったのも、やっぱり原文ではスパイディは「全部僕のせいだ」って言ってる。これがイッツィの殺害を止められないなら自分も一緒に死のう、悪党に戻り世界中から忌み嫌われ追われるデッドプールを世界でただ一人スパイディだけが善人と信じなんとかして更生させようとする、スパイディの行動動機。こうして本誌アメスパで描かれてる616スパイダーマンの性格は、連載誌が違っても常に一貫してる。
🔔用語サイト「It's all my fault 全部僕のせいだ」の項目
TV Tropes「スパイダーマンはベンおじさんの死で、当時自分のことしか考えない奴だったせいで犯罪者を逃し…そいつが後にベンを殺したことで、自分を責める。スパイダーマンがヒーロー活動をする理由はただ一つ、それを償おうとしているため。最近では、自分に関わった者が何か不運になっただけでなんでもかんでもほぼすべて自分のせいだと自分を責めるため、最早ファンの間ではそれが一種のジョークにもなっている」
🔔公式でもお約束ネタ化してる
公式動画
LEGO Avengers Fight Super Villains! | Marvel LEGO: Maximum Overload (ALL EPISODES)
20:18-
ブラックウィドウ「(事件解決後)さ、ヒーローの勝ちってことね。地球は安全、アスガルドも安全、トニー・スタークの家は修繕済、ヘリキャリアも無事空に戻ったし、悪党たちは牢屋に閉じ込めた。全部大団円だね!」
スパイディ「(しょぼん)ハァ…全部僕のせいだ…」
アベンジャーズの皆「あ~もう…😥🤢」
キャップ「あぁ、また始まった…」ブラックウィドウ「もういいでしょ」
キャップ「なあ、不安になるのはいいんだ。私だって多少ふさぎ込んだことだってある。でもこれが全部君のせいになんてなりようがないだろ?」(*son呼び!)
スパイディ「だって…わかんないけどなるんだよ」
フューリー「じゃあ、その不安を吹き飛ばすものをあげよう。シールドのIDカードだ」
【SMDP 17/イッツィ・ビッツィ/邦訳99頁】
イッツィ「とうとうキスするの?そこは省略してあたしと戦う?」スパイディ「これは…僕のせいだ」デッドプール「お前、人の話を聞いて…」
【SMDP 17/イッツィ・ビッツィ/原書:ファン私訳】
イッツィ「パパたちとうとうキスするの?それともそこはすっ飛ばして三人でイイコトに耽っちゃう?」
スパイディ「Again...this is MY FAULT. All of it. やっぱり…"僕のせいだ"。すべて」
ウェイド「俺の話まったく理解してないだろ―」
【SMDP 23/破壊兵器/邦訳14頁】
スパイディ「そうとも。デッドプールを絶対に止めないと。悪のスティーブが殺害命令を出したけど、実行犯はウェイドだ。でも、彼をそこまで追い込んだのは…僕かもしれない。まだ救えるかもしれない。救済できる道は残されて…嘘だろ。ウェイドォ!」
【SMDP 23/破壊兵器/原書:ファン私訳】
スパイディ『ボビーは正しい。デッドプールは本当に収監される"べき"だ。これっきり。コールソンを殺したのがスティーブル・ロジャース(*邪悪キャップ)の命令でも関係ない。引き金を引いたのは他の誰でもなくウェイドだ。
I can't help shake the feeling though....
that this is all MY fault.
でもどうしても思わずにいられないんだ―
―これはぜんぶ"僕の"せいだって。
助けてあげられる方法があるかもしれない。ウェイドだってまだ手遅れじゃないかもしれない。もしかしたら―』
(盗品ヘリキャリア発見して失望)
「 あー、"もおぉぉおっ"。"うぇえぃいどぉおおっっ!!!"」
【SMDP 40/原書:ファン私訳】
スパイディ:
"ウェイド。"
This is all our fault.
全部僕らのせいだ。
僕らの仕事はたった"一つ"。一つだよ。
マスター・マトリクスがきちんととち狂わないようにすること、
そうすることで、未来が滅茶苦茶にならないようきちんと―
デッドプール:
未来は"大丈夫"だ。