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Kameido Art Center

田中ヒサミ「ナイススポットヒーリング」

2019.04.27 07:18

田中ヒサミ「ナイススポットヒーリング」

会 期 2019年5月16日(木) - 6月9日(日)

時 間 木・金 15:00 - 21:00 / 土・日・祝 13:00 - 18:00 / 月・火・水 定休日

レセプション 5月18日(土)

場 所 亀戸アートセンター

亀戸アートセンターは 田中ヒサミ「ナイススポットヒーリング」を開催致します。


作家 田中ヒサミは、主にグラフィックソフトで描いた作品をキャンバスに落とし込む形で制作しています。


私たちは日々さまざまな出来事に遭遇し、自分と社会とのバランスをとりながら生活しています。例えばそういった人間の営みを宇宙規模のマクロの視点まで引いてみた時、そこに見えてくるものはただの現象(ただの動作や運動)でしかなくなります。


田中は、自分の動き[能動]に対する画面[受動]からの反応を度々無条件に受け入れ、また、感情を排したかのようなシンプルな現象を描く事で、ただの’’もの事’’でしかないどこか滑稽な世界を表現します。彼は自我を消しながらも自分がどこまで作品に介入し、能動と受動のバランスを保つのかが作品制作において重要であると考えます。そのようにフラットな姿勢で描かれた作品は不思議と有機的な存在感を内包し、図らずもphotoshopのツール名から引用した本展のタイトルからも連想されるような”癒し”を観る者に与えます。(亀戸アートセンター 石部)



【作家ステートメント】

すべての「もの事」をそれ以上でも以下でもない只の運動や現象と捉えることで生じるこの社会の滑稽さのようなものをテーマに作品を制作している。


そして自分(能動)と社会(受動)との関係性にも置き換えられる「能動性と受動性のバランス」が作品に於いても重要な要素と考え、制作時のアティチュードとしてそれを常に意識し、また具体的な技法にも応用している。


本展は、主にグラフィックソフト上の偶発的な効果等を取り入れながら約2年間に渡り溜め込んだ習作とも言える画像群をキャンバスに落とし込む形で制作した絵画作品をメインに発表する。(因みに、癒し感漂うタイトルにあるスポットヒーリングとはphotoshopのツール名からの引用である。)

【プロフィール】

田中 ヒサミ

1976年 茨城県生まれ

2001年 多摩美術大学美術学部デザイン科卒

現在神奈川県在住

[HP] http://hisamitanaka.com/

[Instagram] https://www.instagram.com/hisami_tanaka


個展

2009年「FLATLINERS」,Dining Bar ito, 東京

2012年「自身ガアリマセン」,waitingroom, 東京

グループ展

2009年「AMUSE ARTJAM 2009」, 京都文化博物館, 京都

2010年「ULTRA003」, SPIRAL, 東京

2011年「窓と物語」,waitingroom, 東京「in the waitingroom」,waitingroom, 東京                 「ULTRA004」,SPIRAL, 東京

2012年「New City Art Fair」,hpgrp Gallery New York, NY

2013年「YOUNG ART TAIPEI」、Sheraton Grande Taipei Hotel 台北喜來登大飯店、台北・      台湾


【イベント】

展示期間中、作家 田中ヒサミの作品を、お持ちいただいた綿Tシャツ、布製バッグなど(紙以外)にプリントいたします。

※綿100%素材のもの、もしくは高熱に耐えうる素材で平なものをお持ち下さい。多少、無地Tシャツ700円、布バッグ500円のご用意あります。

シルクスクリーンの版は展示終了後に壊してしまうので、この機会をお見逃しなく!!

期間限定デザイン1種類 :下画像参考

サイズ : 21×29.7cm

色 : 黒

料金 : 1000円

※限定6枚のプリント作品も販売しております。