記憶には2種類ある
2019.04.27 11:43
記憶には2種類あるのをご存知でしょうか。「短期記憶」と「長期記憶」です。
短期記憶とは30秒から数分程度の間だけ持続する記憶のことです。これは必要なときに、必要な分の情報を、一時的に蓄える記憶であるということもできます。例えば、電話帳を見て一瞬だけ電話番号を覚え、電話をかける(そしてすぐ忘れる)というのは短期記憶の典型例です。この短期記憶で覚えられる情報の数は7個前後ともいわれています。
いっぽう試験で使うのは「長期記憶」です。こちらは実家の住所やお母さんの名前など一生経っても忘れないようなものです。この記憶はさらに「エピソード記憶」「意味記憶」「プライミング記憶」「手続き記憶」に分けることが出来るのですが、なかでも「エピソード記憶」「意味記憶」が大切なので、この後の記事でご紹介します。
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