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東京発 滝日和

東京の名瀑・払沢の滝は楽しみ方が無限大!

2019.05.01 09:35
※台風19号の影響により、10月末現在「木工房 森のささやき」から払沢の滝まで通行禁止となっています。

訪れる際は檜原村および檜原村観光協会のホームページをご確認頂くことをお勧めします。

「滝に行く」と聞いて、みなさんはどんなことを連想するでしょうか?

マイナスイオンたっぷり、きれいな水と空気、癒されそう…。

一方で、遠い、山の中にあって行くのが大変、車じゃないと無理…。

そう思う方もいらっしゃるかもしれません。

たしかにそういう滝は多いですが、公共交通機関を使って行ける滝もたくさんあります。

そんな滝の近くには、美味しいお店があったり、気持ち良い散策路があったりと、気軽に楽しめる場所が多いのです。

また、ハイキングコースが整備されているところも多く、体力に合わせてアクティブに動くことも可能!

「滝に行く」ことは、実は、気分や体力に合わせて楽しむことができるアクティビティなのです。

今回は様々な楽しみ方が無限大の東京の名瀑・払沢の滝を紹介します。

一緒に楽しむのは水のきれいなところが好きな、あきこさん。自然は好きだけど山登りのようなハード系はちょっと…という、あきこさんにも楽しんで頂けるプランを立てました。

払沢の滝は東京都唯一の村・檜原村にあります。(島嶼部を除く)

最寄り駅は、武蔵五日市駅。新宿駅で中央線、立川駅で青梅線、拝島駅で五日市線に乗り換えて約1時間強で到着です。

土日祝日は「ホリデー快速あきがわ」を利用すれば新宿駅から乗り換えなしでラクラク! ただし後方6両は「ホリデー快速おくたま」となり、拝島駅で切り離すため、前方4両目までに乗ってくださいね。

武蔵五日市駅から「藤倉」行きのバスに乗って約20分で「払沢の滝入り口」です。

「払沢の滝入り口」バス停の目の前にあるのが手作り豆腐の「ちとせ屋」。

とても美味しい豆腐屋さんですが、オススメは卯の花ドーナツ。

お土産に良し、揚げたてアツアツをその場で食べるのも良し。散策前の糖分補給に最適!

お豆腐のソフトクリームも美味しいですよ。



ここからはあちこちに払沢の滝の案内板があるので、その通りに歩いていきましょう。

払沢の滝の魅力のひとつ。

それはウッドチップが敷き詰められた気持ち良い遊歩道と素敵なお店があること。

遊歩道を歩いてすぐに目に入るのが「ギャラリー喫茶 やまびこ」。

お店では素敵な器に盛られた軽食を頂くことができます。おでんなどのテイクアウトもあり。

そしてここ、外観も素敵なのです!

ね、可愛い‼︎

そして遊歩道の向こうにまた素敵なお店が見えてきました…!

おや、郵便局?

こちらは「木工房 森のささやき」。

かつて別の場所にあった郵便局を移築した建物で、お土産に最適な木工製品を販売しています。木の香りを嗅ぐだけでもリラックスできそう。

ここから先は川のせせらぎと森林浴を楽しみながら滝へ向かいます。

「忠助淵」と書かれた案内板の下を覗き込むと…。

小さな滝と、澄んだ美しいグリーンの滝つぼ。

「ここ本当に東京?」と驚く清らかさ。

運が良ければ、光の加減で滝つぼにハートの形が見えるかも…?

そして遊歩道入り口から歩くこと約10分。

木々の向こうに見えてきました…!


東京都で唯一、日本の滝百選に選ばれた払沢の滝です。

4段の滝で全長60mの大瀑ですが、見えるのは下段の26mの部分。

滝が僧侶の払子を垂らしたように見えることから払子の滝とも呼ばれていたそうです。

大蛇が棲んでいたと伝えられている滝つぼは深いエメラルドグリーン。

滝の前まで行けるのでマイナスイオンをたっぷり浴びることができます。

滝の音、水しぶき、美しい滝つぼ、澄んだ空気と森の息吹き…からだ全体でゆっくりと滝を感じてみてください。

きっとココロからリフレッシュできるはず…!


払沢の滝でリフレッシュしたあとの楽しみ方は、いろいろあります。

周辺には美味しいと評判の飲食店がいくつもあるので、ココロを満たしたあとはお腹も満たしてのんびり過ごすのも良し。

日頃の運動不足解消にハイキングコースを歩くのも良し。

この日は、遊歩道入り口にある「ひのはらいどレンタサイクル」で電動アシストを借りてサイクリングすることにしました。


レストラン「四季の里」入り口すぐ横にあります。

「ひのはらいど」のご案内はこちら!

最初に電動アシストの乗り方をレクチャーしてくれるので、初めての方でも安心!

おすすめコースも教えてくれます。

私たちが最初に訪れたのは…

東京都指定天然記念物の「神戸岩(かのといわ)」。

払沢の滝から30分くらいで到着です。

ここまでずっと登り坂ですが、電動アシストなら笑っちゃうくらいラクラク!

木の橋を渡って梯子を登ります。冒険みたいでワクワク!

その先は一体…?

聳え立つ岩の間を清らかな渓谷が流れる不思議な空間!

名前の由来は、この延長線上に大嶽神社があるため、ここを神域への出入口と見立てて、神域の戸岩から神戸岩になったとか。

昔の人がそう名付けたのも頷けます。

神聖さを感じる場所で、あきこさん、パワーチャージ!

こんな自然豊かなところだけど、近くにはお洒落なお店もあるんです。さすが東京。

神戸岩の近くにある「ヒノハラテラス」。

テラス席で川のせせらぎに耳を傾けながらランチを頂きました。なんとも贅沢な時間です。


払沢の滝へ戻る途中で、あと2ヶ所、滝に寄り道しました。

要所に道標があるので迷わず行けますが、結構な急坂で、あきこさん、電動アシストでもちょっとキツかったかな…?


目指すのは天狗滝と綾滝。

ここからは登山道を歩いて軽めのトレッキング。約10分で天狗滝に到着です。

滝の前が開けていて、明るく開放的な滝です。

そして天狗滝から、さらに歩くこと約20分。

綾滝です。

天狗滝と対照的に木立に囲まれて静かに流れ落ちています。

天狗滝、綾滝とも水量が少なめでしたが、その分、滝本来の水の流れや雰囲気の違いを、あきこさんに感じて頂きました。


時間いっぱいまでサイクリングを楽しみ、本日のプランは終了!

滝に、サイクリングに、トレッキングに、グルメに、存分に楽しんだ1日でした。

払沢の滝周辺は日帰りでも充分に楽しめるスポットがたくさんあります。

「ひのはらいどレンタサイクル」には「滝めぐりマップ」や「ひのはら村のごはん」などのマップも置いてあり、サイクリング+滝めぐり+カフェめぐり…なんて贅沢な楽しみ方もできそう。

もちろん気に入った場所でのんびり…なんて過ごし方もいいですね。

GW後半はこれから。

「どこか行きたいけど渋滞とか嫌だな…」

そんな時は、電車とバスで行ける東京の村・檜原村の払沢の滝がおすすめです!

「東京発 滝日和」  いかがでしたか?

毎月一回、おすすめの滝や季節を楽しめるコースなど紹介していきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします!