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そうだ、ニューヨークへ行こう

【欧州:コペンハーゲン】Day 1

2019.04.28 16:02

移動の日。何故か5:30に目が覚め、次のチェックインの段取りでも、、と思ったら、最後の国のアパートがいつの間にかキャンセルされてた事を知る。うっそーん。

そういや、クレカの履歴見た時に、返金があったなーと思ったんだった。まさか、そういうことだとは。

慌てて、別のアパートを探し、良さげなトコを発見。無事に予約出来ました。

ちょいちょい確認しないと、ダメだね、Airbnb。


で、身支度して、お部屋を綺麗に掃除してチェックアウト。大家のイローナは犬3匹と猫2匹と暮らす独居のばーちゃんなんだけど、スーパーホストで至れり尽くせり。昨日のうちにお別れの挨拶はしたので、こっそりお家を後にする。


10分前に着いたバス停で、駅へのバスを待ってると、太っちょで赤ら顔のオッさんがやって来た。

「バス待ってるの?」

スウェーデン語で分からんが、この状況じゃ、コレだろう。。

「さっき乗ろうと思ったら、カード忘れちゃって、1回取りに戻ったんだよぉ。はぁ、全く。」

やや呂律が回ってないが、酔っ払いか?!こんな朝早くに?


オッさんは、持ってたタブロイド紙を私に見せる。

「持っていけ、持っていけって言うから、持って来たけど、いらねぇよな、こんな物。」


とりあえず「新聞ですか?」と英語で聞くと

「スウェーデン語分かる?」と聞くので「いいえ」と答えた途端に、赤ら顔の酔っ払い風のオッさんは突如英語にスイッチし

「スウェーデン語が読めたら、この三面記事なんて、“ナンジャコリャ”って感じだよ。読めなくてラッキーだね。」と。


そこへバスが到着。私の巨大なスーツケースを運んでくれるオッさん。

「良い旅をな!」


オッさん、良いヤツやないかー。


駅に着いてバスを降りようとしたら、別の扉から出たオッさんが先に出て待ってくれてて、降ろすのも手伝ってくれた。


「おれはバスが好きだなー、地下鉄は景色が見えなくて!じゃ、気をつけて!」


めちゃくちゃ良い人でした。

ストックホルム、ホント優しい街!!


中央駅に1時間前に着いたので、朝ごはんを、、

と、カフェでペストリーとコーヒーをお買い上げ。

馬鹿だね、スーツケース2個押すのもようやっとなのに、コーヒーをテイクアウェイするか?



ヨチヨチ歩いてホームに向かうと、階段の下でさっき追い抜いて行ったカップルが待ってた。

「この階段、登るんでしょ?荷物、運ぶよ!」

彼氏、優しいやーーん。

「大丈夫!リフトで行くから!ありがとう❣️」

そうよ、目の前にエレベーターがあるんだもの。

こうやって、直ぐに声掛けて助けてくれるの、感動的。


さておき、夫が居た時に見かけた列車。


高速列車SJ2000‼️

これは、夫がデザインした“クモE4-600にクリソツ⁉️(色のせいだけど)

南海線ラピートもソックリだけど。

夫に「俺の代わりにクモに乗って来てくれ‼️」と言われたのでした。


そう、後で調べたらコペンハーゲン行きは、これに乗って行くんだーー!!

出発時刻のせいかな、超お得な料金でチケットを発見!あまりの安さに、1st Classにしちゃったくらい。それでも十分安い!720SEKで国境超え!(¥8640)

っと思ったら、、

ちゃうやーーん。

安いのは、コレが理由かぁーーー。

6時間かけて、スウェーデンの端っこマルメまで行き、そこからエーレ海峡を超えてコペンハーゲンへ。

Wifi完備、コンセントは各座席に1つずつ。1st Classは朝食付き!SJ2000と、同条件。十分です、はい。

っと思ったら、後ろ向きの席だった。無理。吐く。。

幸い、ドア横の1席だけのシートだったんで、横向いて座って、なんとか吐かずに乗れました。

6時間もあるから、ブログ完成させてー、とか思ってたのに、画面見ると吐きそうになるので、それもナシ。

車窓からは、北国の景色。

菜の花?


木々が、千歳から札幌に向かう景色に似てるんだけど。北国なのねー。


朝ごはんが運ばれて来ないので、食堂車へ。

すげー混んでる。

「朝ごはん付きだけど、どうすれば良いの?」って聞いたら

「用意するよ!」と、紙袋をくれました。

サンドイッチとヨーグルトとミカンとコーヒー。やっぱり列車といえばミカンですよねー。


開けてビックリ。ヨーグルトちゃうやん‼️まさかのりんごジュース‼️わざわざスプーン貰ったのに。。


なんとか吐かずにマルメに到着。

乗り換えもすんなりで、コペンハーゲン中央駅に到着‼️


そこから市バスで20分。

大家に言われたバスに乗るも、なんと古い車輌で、次のバス停がアナウンスのみ。

これまでは、どの国のバスも地下鉄もトラムも電光掲示板に表示されていたというのに‼️

しっかり聞いてないと、降りられない‼️


目の前に居たおばあちゃんが「ご旅行ですかー?」と話しかけてくる。

「はいはい❣️」と言いつつ「ちょ、マジ勘弁してぇぇーー」と思ったんだけど、容赦なく話は続く

「いいわねぇ。私も旅行が大好きなの!今は脚が悪くて行けなくなっちゃったけど、カリフォルニアに40年住んでた頃は、色んな所に出かけたのよー」

めっちゃ食い付きたい話題なのに!!

Google Mapにバス停を表示させ、1つずつ確認してる聞き取り訓練中の私に、話しかけちゃイヤぁーー💦


幸い、隣に座ったお兄さんもスーツケース仲間。助っ人登場で、上の空の私とおばあちゃんを繋いでくれた❣️


で、お兄さんが1個前で降り、次のばーちゃんが降りた停留所が、私の降りる停留所だったんだけどな。一緒に降りたよ。仲良くね。

先に言えば良かった。「初めてで分からないんだけど、バス停着いたら教えてくれる?」って。。「あら、私もそこで降りるのよ!」ってなってたわな。

もっと話しを聞きたかったのにーー!


でもって、スーツケース転がして、お家に到着。

分かっちゃいたが、5F階段。エレベーター無し。ここから全部の国でこんな感じなのです。

えっちらおっちら23kgを運んでたら、さすがに見兼ねた大家が降りて来てくれて、手伝ってくれましたー。

10畳くらい。良い良い。どこ行ってもIKEAだけどw

大家のZuzanaはジェニファーアニストン似のアラサー。超明るくて仲良くなれそう。

お世話になりまーす。