Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

なるさ 療育学習室

言葉への配慮(具体的な声かけ)

2019.04.29 08:36

発達障害へのお子さんへの声かけは具体的ではないと、お互いに疎通性がズレていきます。



例えば、平仮名課題をしているお子さん。平仮名の書きをしている最中、先生が動物の絵本を見せて「ねこってかいて」と伝えました。平仮名を書いているため、先生は平仮名を書いてくれると思っていましたが、子どもは「ねこの絵」を描き始めました。



こういうことって、大人とのやりとりでもあると思います。些細な思い込みで、全く異なることを考えていたりすることが。



発達障害のお子さんの場合、特に言葉に配慮して、具体的に指示をする必要があるようです。上の例で言えばどのように伝えたらよかったのでしょうか。



伝え方としては「これは猫だね(絵本を見せて)。ねこって平仮名で書こうね」と伝えるなどです。



具体化することでお互いのズレは少なくなります。