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笑顔full しばはらピアノ教室(狭山市)

伴奏で1オクターブ届かないと不利か?

2019.04.30 05:24

以前にアメブロで書いた記事ですが、未だによく検索されて読まれるブログがあります。

それは表題のように、手が小さいことが学校の伴奏オーディションで不利かどうかのお話です。

以下、そのブログを調整して再掲します。


今、ちょっと悩んでというか、どうなんだろう?と思っている事があります。

「手が大きい?小さい?」の事なのですが、ブログに書いてみますね(;^_^A 

私自身は、ピアノの先生なのに、手は小さいです。

自分ではピアノの先生に必要な最低限の手の大きさはあるとは思いますが、

恩師の先生には、「あなたは、手が小さいから少しでも多く技術を身につけないと。」と 言われていました。


 さて、件の生徒さんは、小学4年生の女の子Aちゃんです。

狭山市内では、各小学校の4年生が学年全員で市内音楽祭に出演します。

各小学校とも合唱やリコーダーの演奏をします。

その時、児童にピアノの伴奏をさせる学校が多いのです。

Aちゃんの小学校も児童に伴奏をさせるそうで、

終業式に1曲楽譜をもらい、今日まで練習してきました。

やはり、夏休み明けにオーディションになるそうです。十数人の参加だとか。

Aちゃんは1週間で、伴奏仕上げていました。

テンポ、リズム、しっかり出来ています。音楽性も私が説明するとすぐに理解しました。

前奏は歌えて弾けるようになり、左手のベース音と右手の和音のバランスも良いです。

でも、Aちゃんは、手が小さくてオクターブが届きません。

4年生にしては、小さい方かもしれません。

左手に要所、要所でオクターブが出てきましたが、単音で弾きました。

右手にも届かない和音がありましたので、一音省いて弾きました。

それでも、しっかり、綺麗に弾けていました。

私はオクターブが届かなくても音楽性があって、

とても良く仕上がっていると思っているのですが(^_^;)  

昨年の話ですが、Aちゃんのその学校の音楽の先生は

「オクターブが届かなければ省いて練習してきて。」と仰ったそうです。

でも、昨年選ばれた子は、オクターブで弾いていた子だったそうです。

4年生ぐらいだと成長が早い子はオクターブ届きます。

だから、だから、心配です。

 また、昨年違う小学校の例ですが、 私の他の生徒さんはオーディションに受かりました。

Aちゃんよりは音楽性が少し低く弾けていませんでしたが、オクターブは届いていました。 

選ぶ音楽の先生の好みもありますよね?

たかだか、伴奏だと思うのですが、私も自分の生徒がかわいいので、考えてしまいます。

皆さん、どう思われますか?

もしよろしければ、アドバイス、ご意見、いただけるととても嬉しいです(*^▽^*) 

よろしくお願いします。 


<その後オーディションの結果>

お陰様でAちゃんは音楽性が評価されて、伴奏者に選出され市内音楽会に出場できました。

先生方からのコメントでアドバイスいただきましたように、

音楽性が優先された評価だったのでうれしく思います。


<フォロワーからのコメント>

以下は、フォロワーの方々から寄せられたアドバイスやご意見と私の返信です。

長文になりますが、よろしかったらご覧ください。


<1>

こんにちは! 私も手が小さい方です^^; 生徒にも、もしオクターブが届かなければ省かせます。 先生の好みは大いにあるかもしれませんね。 合唱の伴奏とソロの違いもあるのかなぁと、勝手に思ったり。 合唱の伴奏だと、オクターブが届いたほうが確かに音に厚み出るし、音量も大きくなるし、歌に負けない(バランスという意味で)かな。そう思ったりもします。 名の知れたコンクールにおいても、有名な審査員でも判断は様々ですからね。 1位になれなかった人のほうが活躍するようになったりもしますし・・・。 今回、もしほかのお子さんが選ばれても、それは先生の生徒さんの音楽性がなかったとは思いませんよ^^ 選ばれるといいですね! なんかいいコメントできなくてすみません。

<2>

 選ばれますように… いつも有り難うございます! 学校だと、先生の好みは確かに出るかもしれませんね… 届かない音を省いても、届く子より綺麗に表現が出来たら、選ばれるのではないでしょうか(*^^*) 私は手が大きく10度届くので、私の先生に『10度届く方を初めて見ました!』と云われたのですが、長女は逆に手が小さく、オクターブは親指の付け根を潰さないとキツいそうです。 それで長女が中学の頃に、上記の音大講師先生は長女の指の付け根を直そうとなさいましたが、 リストやショパンの大曲をこなしたので、きっと先生は何も仰らなくなったようです。 生徒さん選ばれますように、御祈り申し上げますm(__)m

<3>

 遅くなりました! 涼子先生♪こんにちは(^^) 生徒さんの伴奏♪オーディションは とても気になりますよね♪ 生徒にはよく「縁の下の力持ち」になってね♪と言います(^^) ソロと違って 伴奏ばかりでしゃばりすぎてもいけないし、かといって 適当でも困るし、メインであるコーラスが美しく聴こえる伴奏でないと いけなくて、コーラスを引っ張ってあげなくては♡♪ そこにオクターブ!! 確かに音の厚さは関係するかもですが、涼子先生が 確認されて 音楽的に表現される演奏であれば きっと代表になれると おもいますよ(*^^*) 所詮学校なので、選考には色々絡むとよく聞きます! 昨年5年生の生徒が伴奏に挑む時、お母様が「今年役員してないから…」とか 言われてましたし、オクターブもギリギリの為省きました♪ 子ども達公開の元、審査される先生も順番など全くわからずでの オーディションだったようですが、見事 伴奏に選ばれた生徒でした☆ 友達からは、「2番目に弾いたやろ? 聴いていて綺麗だったもん♪」と♪ 音のバランスと 表現でしょうか!? 長くなってスミマセン… 涼子先生♪の生徒さん 素敵な音で無事伴奏できますように☆

<4>

 Re:こんにちは!  <1>先生 返信遅くなりました(;^_^A コメントありがとうございます。<1>先生も手は小さい方なんですね、私もで~す(^∇^) オクターブは届かないより届いた方がやはりいいですよね。でも、子どもだから、これからの成長だとは思っています。精一杯頑張れば、結果が全てではないですね(*^▽^*) <1>先生の記事楽しく読んでます。最初のチョットした事、いつもクスッと笑えます(^∇^) これからもよろしくお願いします。

<5>

 Re:選ばれますように… <2>さん 返信遅くなりました。こちらこそいつもありがとうございます(*^▽^*) 「届くより綺麗に表現出来たら、選ばれる」という励ましの言葉、嬉しいです(≡^∇^≡)  <2>さんは、手が大きいんですね、羨ましいです(^∇^)つい先日、私も生徒の高校生の男の子に、『10度届くんだ、スゴーイ』なんて言ってしまいました(;^_^A 頑張っているから選ばれてほしいけど、こればっかりは分らないので・・。 でも応援ありがとうございます。励みになりますo(〃^▽^〃)o これからもよろしくお願いします。

<6>

 Re:遅くなりました!  <3>先生コメントありがとうございます(*^▽^*)返信遅くなりました(;^_^A そうですよね、伴奏は「縁の下の力持ち」その通りだと思います。 先生の生徒さんのエピソード、参考になります。 所詮学校と私も思うことにします(^▽^;) 励ましの言葉、ありがとうございました。 生徒の持っている音楽的な表現が全部出るように教えていきたいと思います。 記事いつも楽しみにしています。 これからもよろしくお願いします。

<7>

音楽性を優先。指が短かろうが長かろうが、オクターブが届こうと届くまいとそこに現れてくる音楽性が重要であると思います。 オクターブが届くと確かに音楽に厚みができます。 が、歌の伴奏は独奏ではありません。 いかに歌とコラボできるか。 ちょっと自慢めいて恐縮ですが、うちの生徒が中学で伴奏の希望に手を挙げたら 音楽の先生がおっしゃったんですって。 「誰先生に習ってるの?○○先生?じゃあ、オーデション受けなくていい」で、決まりだそうです。 「○○先生の生徒は、歌うように弾くからいいの。」 私、いつも生徒に言うんです。 「楽譜の音を全部弾かなくていいから。 指が届かなかったら、届く音だけ弾きなさい。無理して抑えて汚くなって曲をこわすようだったら、省きなさい」 私自身手が極小で、省略しまくりなので・・・。 「そこに現れる音楽が、聴く人にも自分にも心地良いものであること」 が一番大事ですからね。 ただ、ピアノの先生のブログを拝見すると、伴奏に選ばれることがとても重要なようで・・・。 私は、全然気にしたことありません。 どなたかもおっしゃっているように、所詮学校ですよ。 選ばないからと言って、その生徒さんの音楽性を否定するものではありません。 あまり先生がナーバスにならない方がよろしいんじゃありません?

<8>

Re:音楽性を優先 。<7>さん コメントありがとうございます。 そうですね、私がしっかりしないとですね(;^_^A 音楽性を大切にするのは、 わかっているのですが、 どうしても生徒さんがかわいいので、考え過ぎてしまいます(;^_^A 皆さんの励ましが少し、欲しかったのです。 先生というより、親心のような気持ちになってしまいました(;^_^A これからしっかり指導していきます(≡^∇^≡)

<9>

 無題。いつも楽しく読ませていただいてます。 ピアノのど素人が口を挟んで申し訳ありませんが、オクターブが届くかどうかよりも、感動する演奏ができるかどうかの方が大事だと思います。 うちのピアノの先生も、(私が下手くそすぎて)、「ここは音を削って弾いてください。途中でつっかえたり、止まるより、削るほうがいいから」どよく言ってました。 いまバンドでキーボードを弾いてますが、速い曲でコードが多いときは、思い切って単音で弾いてますが、気持ちよく弾いてると、聴いてる人のノリもイイような気がします。 オーディション受かるといいですね。

<10>

 いつも楽しく拝見しています。 現段階での規律と調和を求めた場合、届く人間を前提に揃える場合もあるでしょうね。 体も楽器の一部と捉えることもあって然るべしだと思います。 こちらが身体差を埋める為に努力しても、門前払いのような扱いをされる事は音楽に限らず往々にしてあるのではないでしょうか? 判断基準は相手に委ねられたものでこちらの主義主張は関係ないですから。 先生は経験則でその辺りを心配されているのだと思います。 ですから、私は他人事だからと余り無責任な事を言いたくないのですが、 自分を信じて自分を信じてくれる生徒も信じて迷うことなく頑張って欲しいと思います。

<11>

 Re:無題 。<9>さん 返信遅くなりました(;^_^A コメントありがとうございます。 <9>さんの仰っている「感動する演奏が出来るかどうかが大事」 その通りですよね。 私も初見で伴奏をする事がよくあり、 直ぐに読み取れない時は一瞬で和音の音を一つ、二つ省きます。 止まらないで綺麗に弾く事の方が大事だからです。 自分はそうするのですが、生徒さんの事だと考え過ぎてしまって(^▽^;) ピアノの先生としての技術面はわかっているのですが、 生徒さんの気持ちを考えてしまいますf^_^; 成長段階なのだから、1年たてば全然違います。 でも、生徒さんは今、本当は楽譜通りに弾きたいんです。 あきらめて単音で端折ることが、 現時点の最善策だと分かっていても、 小さい手でもなんとかやりたいという いじらしい気持ちを大切にしてあげたい….。 大げさかもしれませんが、 克服したいという気持ちの芽生えを、 尊重してあげたいと思うと、 ついつい私がそれで良いのかとあきらめられなくて…。 うまく表現できませんでしたが、 愚痴るように書いてしまいました。 私もいつも、<9>さんの記事、楽しく読んでいます。 今日はありがとうございました。 これからもよろしくお願いしますね(*^▽^*)

<12>

 Re:いつも楽しく拝見しています。  <10>さん コメントありがとうございます。 とても嬉しいです(≡^∇^≡) 自分で色々と考えをまとめるのに、また考えてしまって・・。<10>さんの仰る事に救われた思いがします。 私も生徒さんを信じて頑張ります。 ありがとうございました。