気多神社
こんにちは😊
富山の旅の記録です♫
旅の始まりは旦那様の
たまには海に釣りに行きたい🎣なぁ。
という一言でした。
ところで
自宅の階段に置いてある神札が
狭いところにギュウギュウに置いてあるためか
風もないのに
パターン
たまに倒れてくるため(ビックリします👀)
1年くらい前のお札やお守りを
整理していた時
気多大社(けたたいしゃ)の御守りを
お返しに行きたいなぁ。
と思っていました。
毎回いただいた神社へお返しに
行っている訳ではないのですが
その御守りだけが妙に気になっていたのです。
釣りは正直
興味ナシ子なのですが
気多大社に参拝出来るのであればと
お互いの目的が一致したので🤝
せっかくなので夜中から釣りをしたいと
いう旦那様の希望もあり
夜中に出掛け
運転して富山まで運んでくれました。
これはその時の実際のナビの写メです。
皆さんお気付きでしょうか?
気多大社のはずが気多神社になっている事を。
何故こんな事になったかは後から分かりますよ〜〜
そうとも知らず眠りこけていた私💤
まだ暗いからと旦那様が目的地から
海へと進路変更して夜明けを迎えました。
登る朝日を拝みながら
2人で浜辺を散歩しました。
日輪がキレイです🌟
そのあと旦那様は釣り🎣をし
私はまた車の中で寝ておりました笑
(釣られてプンプンに怒って膨らんだフグ🐡)
ふと目が覚めると目の前に
真っ白な姿の
こんもりとした髪と眉毛とヒゲで丸いシルエットの
50センチ位の神様が
車の中に現れました。
ああ。神社からのお迎えだ。。
とぼんやり感じていましたが、
旦那様が釣りから帰って来ないと
(お参りに)ここから動けないんです🙏
とお願いすると
1分後に
釣れずに終了〜〜
と旦那様からの連絡とともに
肩を落として歩いてくるではありませんか👀
さすがに飛び起きて今の神様との話を
興奮ぎみに旦那様に言いました 笑
冷静な旦那様は頷きながらも
釣りをしてたら、すぐ近くの道の駅で
男島と女島からの立山連峰の眺めが最高だから
寄って行くと良いよと🗻
教えてもらったよ
と指を向けたので
眺めてからにしようか!
と神社ではなく道の駅に向かいました。
(お腹も空いてました笑)
スタイリッシュな雨晴(あめはらし)道の駅でした。
建物も真っ白なガラス張りでオシャレです。
目の前の線路の向こう側に
義経社というお社がありました。
線路から見た道の駅。
2階のテラスもオシャレでした。
義経社は岩の上にあるので
まずは登ってご挨拶&参拝。
ここは雨晴海岸という
観光名所の一つらしく
海岸に家族連れやカップルが歩いて行きました。
雨晴岩をくぐって
男島と女島からの立山連峰。
雪がかぶって白く美しい景色でした。
道の駅に説明があった
大伴(いえもちじゃなくてやかもち)家持さん。
新元号 令和の名付けの元となった
万葉集の歌人であり編者です。
そして呼ばれていた神社へ⛩
あれ?さっきの万葉集の大伴神社とありますね。
曲がって真っ直ぐ行くと
気多大社の旗が掲げられていました。
桜が🌸ちょうど満開で素敵だね〜♫
と何も知らず浮かれる私。
階段を登ると本殿が奥にありました。
手前で掃除を🧹しているおじさんに
挨拶しながら
お導きの感謝と新しい時代への祈りをしました。
隣には大伴神社⛩のお社が並んでいました。
だから道の途中に看板があったんですね。
新元号に変わる前に、その関わる神社に
偶然もしくはたまたま来れたと喜んでおりました。
本当にここまでは何も疑ってなかったんです。
境内には弁慶の足跡があると書いてあったので
探してみました。
見当たらなかったので
参集殿にちょうど掃除🧹のおじさんが
みえたので聞いてみました。
おじさんは
足跡は本殿の奥の入れないところにあって
外からは見えないんだよ。
と教えてくれました。
話はそれだけのはずでしたが、
どこからいらっしゃったんですか?
岐阜からです〜。
といつの間にか会話が弁慶の話から
神社の歴史から
神さまの話
(掃除の🧹おじさんは神主さんでした❗️)
お祈りの話
(神主さんの奥さまは巫女さんでした❗️)
スピ話
(神さま話が普通に出来る人でした❗️)
立ち話で2時間位経ったでしょうか、
私の足が疲れて姿勢が
だんだんダレてきていました(失礼)
目の前ではカラスがしきりに鳴いてます。
掃除のおじさん、もとい神主さんは
そんなカラスに返事をしながら
今度は椅子を持ち出し境内に置いて
スピ話で盛り上がっていました笑笑
(今日現れた白い神さまの話もしました)
そうすると時空が歪んだ不思議な写真を
携帯で見せてくれながら
これが現れてから
参拝客がめっきり来なくなってね、
神さまが一本釣りするようになったんだよ。
一本釣りですか?
そう。
この神社に来る人を選ぶようになったんだよ。
そうなんですか!
え?まさか私達も?
そう。
私はこう見えて忙しくてね。
こんなに話が出来る日は珍しいんだよ。
いつもここに居る訳じゃない。
しかも今日に限って
午後から予定がぽっかり空いていたんだよ。
それでこうやって掃除🧹して
ちょうど片付けてたんだよ。
まさかの釣りに🎣来た話が
私達は神さまに釣られてここに来たという😂
出来すぎた話に驚いていると
神主さんは携帯で私達の連絡先を
聞いて来られました笑笑
(FBで繋がりましたよ♪)
暗くなり始めると
カラスがまたやって来て
大声で鳴き始めました。
終了の合図だと感じた私達は
お別れに一緒に写真を撮って
帰らせていただく事にしました。
時計を見ると4時間以上話していたみたいです。
椅子はありがたかった〜〜♡
帰り道に肝心の御守りを返そうと
御朱印の所で聞いてみると、
(御守りは)ここじゃなくて気多大社のですよ。
と言われました。
?ここって気多大社じゃないの?
と思った私の顔に書いてあったのか
御朱印所の方が
間違えて来られたんですか?
と聞かれたので恥ずかしくなり
あ、いえいえ大丈夫です!
と何が大丈夫か分からないけど
お礼を言ってタバコを吸っていた
旦那様の所まで急いで戻りました。
ここは気多大社じゃなかった!!
ここは気多神社だった!
私が行きたいと言っていたのは
気多大社だったから
全く気がついてなかった〜〜
と御朱印所の話をしながら
ぶーぶー(ㆀ˘・з・˘)言うと
え?ここの気多神社じゃないの?
旗が気多大社だったから
てっきりここだと思ってた。
ここじゃないの?
どうやらまんまと一本釣りされたようです。
道中私が寝てたのもあり(眠らせられてたのか)
神主さんとの出会いも
全て必然
のように感じたので
気多大社は次の日にする事にしました。
今日も読んでくれてありがとう😊