食害される前に 害虫(毛虫)の駆除
令和が始まりました。お天気も明日からは 晴れる予報です。最低気温が一気に上がって 昼間には 陽光ががましてくる季節 草木は新芽を出し終わり 一気に茂りだしてきます。
と、同時に虫さんたちの季節もやってきます。土の中 常緑樹の葉の裏からからかえった幼虫たちが出てくる季節です。
卵からかえった幼虫(毛虫)たちは、新しい新芽を食べて育ちます。そういった場合 浸透移行性の薬剤を使って駆除します。草木の根から 薬剤を吸収させ 土 葉裏から出てきた幼虫(毛虫)が 食害(葉を食べたり 体液を吸ったり)したさい 草木に吸収させた薬剤で殺虫してしまう方法です。
薬剤の効果は アブラムシ類 アザミウマ類 コナガ、アオムシ、イラガ、チャドクガなどの毛虫 カイガラムシにも効果が有ります。特に 直接散布では 効果が薄いカイガラムシに効果的です。
効き目は 散布してから1カ月 食害が始まるこの季節に効果的です。イラガ チャドクガなどの毛虫は 6月ト9月の二回の発生がありますので、産卵前に殺虫してしまうことで 次回の発生を無くすことも可能です。
お庭に薬剤散布をすることで、人体や他の庭木にわるい影響を心配されるかたもいらっしゃいますが オルトラン粒剤であれば トマトやキュウリなどの人間が食べる野菜に使用されているので 規定量を守れば 安心して使用できると思います。
それでも、やっぱり 薬剤散布に抵抗のある方は・・・・
ハーブ等のコンパニオンプランツを植栽してみるのはどうでしょうか?
草木の持つ 匂い成分で 害虫を寄せ付けない 草木があります。これから発生してくる蚊に効果がある サザンウッドなどは 蚊よけ草として植栽されていますが 他の害虫(毛虫)や 毛虫の成虫の蛾を寄せ付けないといわれています。
コンパニオンプランツについては 次回 お知らせいたします。