Tascam VL-S3 レビュー。
こんばんは。
今日仕事から帰ると、あるものが届いておりました。
じゃじゃん。
Tascamの小型モニタースピーカー、VL-S3です。
電子ピアノの上に置くために買いました。
電子ピアノの上にもスピーカーがあると色々と都合がよいです。
最初はiLoud Micro monitor一択かなぁと思ってたけど、
そこそこ値段もするし、メインスピーカーとして使わないのはちょっと勿体ない・・
むしろメインで使ってるSC204より良いスピーカーだったらどうしよう・・ww
ということで、小さくてお手頃価格で評判の良いものを探した結果VL-S3を買いました。
サウンドハウスとアマゾンの評判も良く、
何個か見たブログでのレビューもすこぶる評判が良い。
ということでさっそく発注。(これもまた在庫がなくて探すのに苦労した)
お値段は送料込みで9500円くらい。(最安は7700円だけど入荷予定が2か月後ww)
ついでに、こんなスピーカースタンドも買っておいた。
そしてさっそく設置。
スピーカースタンドはまだ届いてないけどこんな感じです。
サイズ的にはすごくいい感じ。
これで一応どちらでも作業ができる。ワーイ
ちなみに入力はRCAのみなんだけどRCA-フォンケーブルが付属で付いてくる。
しかしapollo twinにケーブルが届かなかったので、とりあえずAudioBox iOneに繋いだ。
底面にはゴムのインシュレーターが最初から付いていて気が利いている。
大きさの割に重たくてしっかりした作りの気がするし、見た目もチープな感じはしない。
そして肝心の音は・・
自分の耳にはかなりこもって聴こえた。(自分が読んだレビューと真逆w)
スピーカースタンドがまだ届いてないので、当然低い椅子に座って高さを合わせて聴いよ!
解像度も高いとは思わなかったし、バスレポートがリアに付いてるんだけど
低音を頑張ろうとしてる感が出てた。
あと全然関係ないけど、クッション替わりに入ってた梱包材のダンボールが臭かった。オイw
で、実際のところどんなバランスで鳴ってたかというと・・
こんな時も便利なsonarworks先生。(またしても夜な夜な計測w)
ちなみにスピーカーのスペック的には80Hz~22kHzです。
低域のピーク・ディップが目立つのと、2k~8kあたりがごっそり凹んでるのが気になる。
バスレフポートが影響してそうな気がする。
いずれにしても、クリアな音質とは言えないかなぁ。
あくまで自分の部屋で鳴らした時の話なので
良いバランスで鳴る部屋もあるのかもしれないけど。
まぁ、自分にはsonarworks先生がいるので簡単に聴きなれたバランスに補正できました。
今まで使ったモニタースピーカーに順位をつけると、
SC204>>>>>>ベリンガーMS20>>VL-S3
音だけ評価すると自分的にはこんな感じ。
自分の記憶ではベリンガーMS20のほうがVL-S3より解像度高い。
SC204はバランス、解像度ともに他2つと比べると異次元。
ぶっちゃけ価格差がそのまま差になってる感じがする。
ということでVL-S3は、これからDTMを始める人でスピーカーを置くスペースが限られてる人におすすめできるモニタースピーカーかなぁ。
資金に余裕がある人はiLoud Micro monitorのほうが良い。
置くスペースがある人は、少し頑張って2万円前後のYAMAHAとかPRESONUSとか
MACKIEとかFOSTEXとかJBLとかそこらへんのスピーカーを買うほうが良いと思う。
5万とか10万とかするようなスピーカーを持ってる人は、
わざわざ試す価値はあまりないと思う。
自分はピアノ弾くときしか使わないので取り合えず満足です。
ぼろくそ書いたようだけど、価格を考えれば全然納得できる。ウムw
あと、安いスピーカーほどsonarworksの効果半端ないですなぁ。
総評としては、サイズと値段を考えると健闘してるのかも知れないと思いました。
一応ミキシングできそうな音が鳴ってると思う。