ペイニール・へルヴァ
トルコに来る前から
「こっちに来たら、食べさせるよ。すごく美味しいから」
と言われていたお菓子を、ようやく買ったのが2週間ほど前。
甘いものが苦手な私は買って来てそのまま、冷蔵庫に放置してたんですが、先日ようやくトライしてみることに。
それが、こちらのPeynir Hervasi(ぺイニール・へルヴァ)。
Helvaというのは、セモリナ粉や小麦粉を牛乳や水、砂糖と一緒に火の上にかけて、練って作るお菓子で、よく練ったものを冷まして食べます。
このペイニールへルヴァは、ペイニール(チーズ)入りのへルヴァ。
こちらのパッケージにはトラキヤから(TRAKYA'DAN)と書いてあります。
トラキヤ地方というと
トラキア(ラテン語: Thracia、トルコ語: Trakya)は、バルカン半島南東部の歴史的地域名
Wikipediaより
ということで、トルコのブルガリア寄りの地方のものなのかと思ったんですが、ネットで見て見たら、トルコ東部の都市、アディアマンのお菓子屋さんで手作りする様子をYou Tubeで見つけました。
これをみると、最初に水を沸騰させた中に、砂糖を入れ、よく溶かした後、イルミック(セモリナ粉)を入れ、よく練ったところに、チーズを入れ、溶かしながら混ぜ、バターも入れて混ぜる・・・。
と、工程自体は至って単純。
このお菓子屋さんではチーズもバターも特注して作らせてるとか。
そうやってできたものに、アイスクリームを添え、そしてピスタチオの粉をトッピングするのが、何ともトルコらしい。
ちなみにピスタチオはトルコ語では”アンテップ・フストゥック”といい、アンテップ(ガジアンテップはやはり東部の都市)のナッツという意味です。
私が食べたのは、スーパーで売ってるものですが、一度こういう本格的なものを食べて見たいかも。
ちなみに、味は、普通のへルヴァにやはりチーズの味が入って、コクが増した感じがするのと、裂けるタイプのチーズなので、繊維感があり、美味しいです。
甘いのが苦手な私にとっては、このパックのものはとても甘くて(一応甘味料は使ってないとのこと)、アイスクリームがその甘さを緩和してくれる感じでした。
AFYET OLSUN(アフィエット・オルスン)...!(bon-appetit!)