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息抜きの仕方とストレス耐性!あなたの趣味はなんですか?面接対策

2020.05.11 11:15

面接だとあまりプライベートのことを基本は聞きません。

一定のルールがあって、踏み込んだ質問はNGとされています。

会話の中でどうしても話題に出てきてしまいますが、面接官からガッツリと話題に出ていない踏み込んだプライベートの質問をすることはあまりありません。


今回は転職・就職活動の面接対策シリーズです。


仕事が出来れば良いですが

そもそも話題を広げたりして

「どんな人か?」がわからないと

一緒に働くイメージがわかずに合否の判断が難しいというのは実際あります。


面接時間60分だけでどんな人か判断しなければいけない面接官。限られた時間で必要な情報を集めなければいけません。

イメージを膨らませるための質問をしますが、その一つが

あなたの趣味はなんですか?


経験上、二つの特性がこの質問にはあります。

一つは話題を広げて人となりをイメージするため

もう一つは、ストレス発散方法を持っているか

です。


後者から説明をしますが、社会人はストレスとの戦いです。

関わる人の数が多ければ多いほど、問題や葛藤は起こりやすく

様々な人達の意見の中で、自分が折れて納得が出来ない理不尽なことも多いです。


やってみたけど上手くいかない。

やろうと思ったことが上手く進まない。

自分では完璧だと思っていても指摘を受けた。


仕事は誰かが「判断」することが前提に振り分けられています。

そういった中でストレスを発散できる方法を持っていないと

溜め込んで爆発してしまいます。


そのためにストレス発散の方法の有無を聞くわけです。

必ずしもビジネス的な返答ではなくても大丈夫で

それでストレスが発散できると面接官が納得できればOKです。


ここで一つ、体力仕事の場合は

スポーツや身体を動かす趣味を持っていることを期待していたりすることもあります。


商材との親和性を持たせるために趣味を繋げる人もいますが、その場合は必然的につながります。


ビジネスモデルや社風、与えられる予定のミッションに共感をして志望する場合も多いので、必ずしも意識しなくて大丈夫です。


息抜きや日常的に楽しみにしていることが

素直な回答になるのだと思います。


そして、話題を広げるために質問するのですが

親和性を持たせるために

元々サービス内容や商材が趣味につながる場合は、自然と話が広がります。

質問項目が決まっている場合を除き、タイトルのような質問はこの場合はされません。


では、どんな心理で面接官がこの質問をするのか?


質問は「相手を知るため」にします。

合否の判断が出来てしまうなら、質問の数は少なくても問題がありません。


ただ、合否の判断をする必要があるために情報を集める目的で質問を何度もするわけです。

その場合は「まだイメージが湧いていない」という状態です。

口数が少ないからわからないなどそういった要素もあるかもしれませんが

今集まっている情報だけでは判断がまだ出来ないのです。


決して話を沢山することが良いというわけではなく

「面接官が判断するための材料」を意識して、回答することを心がけるだけで

面接の温度感も変わります。


それを対話である以上はキャッチボールをしながら形にしていく必要もあります。


広げてくれた話題の中で

あなたがどんな人かを知ってもらう

定性的な判断をさせるために必要なコミュニケーションです。


この趣味なら今いる社員の誰々と合うかもな

と、イメージを膨らませてポジィティブに働くこともあるでしょう。


ここで一つ、ポイントがあります。

面接官も面接を沢山経験しています。


ですので、良く出てくる単語やフレーズに対するカウンターや返答は慣れています。

ウケが良さそうだと思って知識なく軽い気持ちで答えると、深く突っ込まれます。


その時にあなただけのオリジナルを伝えることで、印象を強くさせることも出来ます。


具体的な質問や間を空けずに即時質問がくる場合はたくさん聞いている慣れている回答で、そこからは減点方式になります。


面接官も知らない内容ですと

「それは何ですか?」「どういうものなの?」と

知るための質問をしてきますので

そうなるとあなたが説明する側になり

その会話のペースはあなたが作っている状態です。

そうすると印象に残りませんか?


もちろん、任せる仕事をしっかりとするためのスキルがあり、応募書類の内容と実態に相違がないとわかった上でですが


同じレベルの応募者が沢山いる場合はこういった印象でも差がつきます。


面接官も人ですので、インパクトがある応募者がまず頭に出てきます。

自分のペースで進める方が有利と言いますが、決して勝ち負けを決めたりマウントを取るということではなく

インパクトを残すために知って欲しい内容を質問してもらって伝えて知ってもらうという状態を言います。


話題を広げるって難しいですよね。

面接というビジネス上でのコミュニケーションで一定の規制もある中だと余計に。


面接において共通していることで

質問の意図を理解することも難しいですが

どういった質問なのか?

スキルの確認なのか?

知るための質問なのか?

本当にそう思っているかの探りの質問なのか?


それを意識するだけでも「面接官が欲しい」答えを用意することができますので、トライしてみてください。


面接対策という言葉があるように

内容を考えて準備したりトレーニングが必要で、場当たり的に上手くいくこともありますが確率を上げるためにも

まずは質問の内容や意図から知ってみてくたさい。


オンライン等の物理的な対面ではない面接だと

余計に回答した内容の精度から判断もされますので(そこからしか判断が出来ない)より意識しないといけないポイントでもあります。


今まで数字に出来なかった感覚的な加算点になるポイントも変わってきて、ルールも伴って変わってきます。独自にログイン時の対応などのマナーにこだわりを持つ面接官もいるでしょうし、背景や声の大きさなどの気遣いの部分を気にする人もいるでしょう。


スタンダードがない状況ですが、慣れてくると比較対象からスタンダードが出てきます。

転職エージェントは過去の不採用例も共有されていることが多いですので、会社ごとのスタンダードで注意しなければいけない点も確認してみると面接が少しやり易くなるかもしれません。