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毎日ソフトバンクホークス~北のホークスファン~

ホークス助っ人列伝(8)パナマ運河なフリオ・ズレータ

2019.05.20 15:00

2003年オープン戦で小久保が故障で年内の出場が絶望になり、

急きょシーズン途中に入団したのがフリオ・ズレータだった。

入団当初は小久保の代役。

サードでの出場のはずだったのだが、守備に不安があるとかでデビュー戦は外野手。

ところがその守備がまたお粗末で、結局DHに。

この年開幕から2か月間、大道がDHでレギュラーとして出場していたが、

守れないズレータに弾き出されて代打に。

もしズレータが触れ込み通りサードを守っていれば、

大道が初の規定打席到達だってあったかもしれないんだよなぁ・・・。


そんないきなり期待外れからスタートしたズレータだったが、

慣れてくると快音を連発。

2003年は67試合の出場で13本塁打。

2004年は37本塁打、2005年は43本塁打と主力打者の一人として

チームになくてはならない存在となった。


パナマ出身で記者会見では

「パナマ運河でーす」

とよく絶叫していたが、

いやいや君はパナマ運河じゃなくてフリオ・ズレータでしょ、と突っ込んだものだ。

2006年も29本塁打を打ち活躍したがオフの交渉で決裂し、

翌年からロッテに移籍。

しかしロッテでは2年間とも70試合台の出場でホームランも合わせて23本。

2008年秋に自由契約となった。

ロッテ退団後もWBCのパナマ代表選手としてプレーしたり

NPB復帰へ向けての動きもたびたび報道されていたが

結局復帰することなく引退した。


ホークスで活躍して移籍した外国人って、決まって成績落すんですよね。

ホークスの環境が良かったのか、それともホークスが見切りを釣るタイミングが良かったのか?