こども食堂は、市民性や主権者意識を涵養する場でもある。
2019.04.30 15:00
元号が「令和」となり、初めてのブログとなります。
令和もどうぞ、よろしくお願いいたします!
さて、令和1日目は、東京大学先端科学技術研究センターにお邪魔させていただき、「こども食堂」に関するヒアリングをさせていただきました。
「こども食堂に関心がある」という高校生の声から実現した今回のヒアリング。
NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえの湯浅誠さま、加藤千晃さま、葛西優香さまにご対応いただきました。お忙しい中、ありがとうございました。
「こども食堂といえば、こどもの貧困対策」
周りに話を聞いてみると、そんなざっくりとしたイメージを持たれている人も、決して少なくありません。
こども食堂は、確かにそういった側面もある一方、実は「各個人が抱える『生活的負担』感を、よのなかで吸収していく」という点に意義があることがわかりました。
1人のこどもを育てるための関わり方は、こどもの数だけありますし、その分『生活的負担』は決して小さくありません。
時にはこどもを預けて友達とゆっくりとできたり、時には日常の不満をシェアをし合ったり、時には異世代交流をする中で子育てや教育について考えてみたり。
そういった場の1つとして、こども食堂があるということは、個人的にはとても大きな発見でした。
そして、こういった空間が「市民性や主権者意識を涵養する」ために、とても大事なことだということを改めて再確認することができました。
令和の時代が、新しい時代を「こども達と共に語りあえる」時代になりますように。