『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編(楽屋裏⑥)
健二郎「たっくん、健ちゃんやパパ達のライブどうやった?」
隆臣「らいぶ?パーパがお歌うたって、しゃん代目が踊ってたやつ?」
隆臣がビスケッチョを口に放り込みながら首を傾げた。
その表情が天使のように愛らしくて、健二郎は胸の奥が温かくなる。
健二郎「そうやで、三代目カッコ良かったか?」
隆臣「あのね!のっぽしゃんは、おねーしゃんにお花でちょ」
健二郎「うんうん、"君となら"のパフォーマンスやな」
隆臣「エリたんはおねーしゃんとねんねちて、なおちゃんはおねーしゃんの肩モミモミでしょ」
健二郎「うんうん😂たっくんにはそう見えたんやな」
隆臣「乃愛のパーパは、あーちゃんじゃないおねーしゃんとラブラブちてた」
隆臣の感想を聞いていた理愛の表情が曇った。
剛典「り…理愛、演出だから」
理愛「わかってても、ちょっと妬いちゃいました」
剛典「ゴメンね💦」
「たいたい😡」
剛典「理太もゴメン💦」
健二郎「耳がダンボになってしもた 笑」
隆臣「健ちゃん、もっと聞きたい?」
健二郎「うん!肝心の健ちゃんはどうやった?」
隆臣「健ちゃんはおねーしゃんの頭なでなでしてた❗あれー?ポンポンちたかもね?」
健二郎「やっぱり"君となら"が強烈な印象やったんやな」
-…となると、パパ達のシーンは、たっくんの目にどう映ったんやろな?
-これは聞くべきか、否か?難しいとこやな💦
隆臣「健ちゃん!」
健二郎「びっくりした💦どうしたんや?」
隆臣「お熱あって、ちゅらかったでちょ?健ちゃんガンバったのね!しゅごいね🎵」
健二郎「たっくん…ありがとう、なんか泣けてきた…」
隆臣「そーなの?」
健二郎「まぁ…話も大分噛み合うようになってきたし 笑」
「隆臣くん、臣さんと隆二さんのシーンは見てないんです」
マネージャーの報告を聞いて健二郎は少し安堵した。
健二郎「え?それはまたなんで?」
隆臣「マネージャーさんとシーシー行ったのね」
健二郎「あ!そーか!!!そうやってんな💦」
隆臣「マネージャーしゃん、お茶くらしゃーい」
「はい!隆二さんのお持たせ、アンパンマンの水筒、今日はばっちり用意してますよ」
隆二「すみません💦今、手が離せなくて」
「お安いご用です❗」
健二郎「隆二にしたら、乃愛ちゃんはファンの一人で、たっくんの居場所を突き止めた恩人やもんな」
「ファンサービスも兼ねてですね」
健二郎「それにしてはラブラブ度が…」
隆二の腕の中で、乃愛がチョコを食べながら髭をツンツンしている。
乃愛「おヒゲもしゅてき❤️」
隆二「くすぐったいよ、乃愛」
健二郎「ラブラブ…」
隆臣「健ちゃん、パーパのはいーの?」
健二郎「お?パパ達の感想な、聞かせてや」
つづく