【UTMFウルトラトレイルマウントフジ2019】ボランティア参加〜いつかゴールで〜後編
10連休明けの初日です。みなさま、無事職場復帰はできていらっしゃいますでしょうか?今まで凪の海に浮かぶヨットでダラダラビール飲んでたのに、突然荒ぶる海に落とされてもみくちゃになっていると言うのはいささか針小棒大な喩えだとしても、ともあれ連休明けのお勤め、おつかれさまでございます。
こんなときは、昼の休憩時間に読むK-chanの投稿の続編で心洗われちゃうっていうのはどうでしょうか?夕暮れまでに岸辺へとなんとか泳ぎ切るための心のオアシスをお求めのあなた、UTMFボランティア~後編~で、ぜひ活路を見出してください!
♬人はみな心の岸辺に、手放したくない花がある
それはたくましい花じゃなく、儚く揺れる一輪花♬
(桜/コブクロより)
さて、そんな中無事完走した選手たちのゴールシーンは心が震えた。達成した瞬間のあの表情は堪らない。家族と、仲間と手を取り合いゴール、そして抱き合う。それを称え合う人たちの景色は自然と涙が溢れてきた。
「丹羽かおり」さんの名前がアナウンスされ歓声が上がる。
愛犬の散歩がてら里山を走り始めて、今では世界ランキング6位に。数多くのトレイルラン二ングの大会で優勝も重ねている日本を代表するウルトラトレイルランナー。笑顔が可愛い。
そしてなんとも言えない表情でゴール。次の瞬間、感情とともに溢れ出す涙。中腰になりしばらく下を向いたままの彼女。
やばい、私泣きそうだ…いやすでに泣いてた。
「予定よりかなり遅いタイムになってしまったけど…」と言葉に詰まる。
「今回の大会がどれだけ過酷なレースだったのか物語っていますね」とインタビュアが応える。
そして語り始める顔は涙と笑顔でぐちゃぐちゃだった。
感動する一幕だった。
ふと、この大会の1週間前に富士五湖ウルトラマラソンを完走した自分を思い出す。12時間24分は自分でいうのもあれだけど初ウルトラにしてよくやったと思う。とても満足している。
当初、100キロも走るんだから、感動もひとしおのはずだから、「号泣確実」と思っていた。
ゴール間近になるとここまで走れた力をもらえたと応援いただいた方々への感謝が溢れた。そしてゴールで待っていてくれた馴染みの顔を見たときは本当に嬉しくて、同時にホッとした。目頭が熱くなった。でも…
気がつけば笑顔でフィニッシュ!
少し前にゴールされたI川さんともお互いの完走を称え合い抱擁。喜びのゴールとなった。
そう号泣していない。感謝と喜びいっぱいのゴールであったが、絶対泣くなと思っていた。そういえば初フルの時も泣くなと思っていたが直後は泣けず、2.3日後にやっと泣けた。
決して冷めてる人間ではないんだけど(-_-)
まだ余裕があるのか(それはない)
まだまだ限界まで出し切っていないのか(いやいやいやいや)
メンタルブロックがかかっているのか?(なんの?)
シャイでウブなもんで、今回も一人になってからコソ泣きをした。
今回たくさんの選手のゴールを見て羨ましく思った。人目もはばからず顔を歪ませ号泣する姿は感動する。思いが伝わってきた。
「いつかゴールで号泣したい」
そんなふうに思った経験だった。
最後に野辺山、柴又、また他の大会に参戦される皆様、体調には気をつけてベストを尽くしてきてください!そして各々が納得のいくゴールを迎えていただけたらと願っています。応援しています。
ボン・ヴォヤージュ!~良い旅を~
なるどねぇ~、ボランティア参加ってむしろ学ぶところが大きそうですね。大会運営に協力しながら、いろんなことを受容たり、考えたりすることができるのは貴重な体験だと思います。K-chan、大変お疲れさまでした。ぜひ、来月のSAIKOでは匿名希望さんとワンツーフィニッシュして、思う存分号泣しちゃってください(あれっ、もしかしてハードル上げちゃったかな?)。
ということで、みなさまお仕事ガンバです。週末には、「総会」という心の岸辺が待ってますので✋いっぱい走って、いっぱい飲んで、いっぱい語り合いましょう!