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源六焼里帰り

2019.05.04 12:55

幻の源六焼が里帰りしました。


明治期の最盛期のものです。


有田の近郊の嬉野内野地区に

こんな美意識の高い窯がありました。


有田何するものぞという、

静かな気概が伝わって来ます。


ためらいのない運筆に洗練された

陶画工が偲ばれます。


輸出磁器として一世を風靡した

この窯は実質的には昭和初期に廃絶しました。

源六を名乗るものの、

戦後まで続いた製品は別物です。