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現役医師Dr.だだだ ~医療を語る~

外科医の食生活。忙しくても、太らずにパフォーマンス維持。

2019.05.06 06:35

外科医ってどんな働き方をしてるか想像つきますか?ドクターX、白い巨頭、医龍などのドラマでみる機会も多いですよね。だいたいあの通りの生活をしています。長時間たちっぱなしで、食事を食べる時間も少ない。夜は飲み会ばかりで高カロリー。


医学的にアプローチをすれば、パフォーマンスも落とさずにBMI 20-22を維持できます。


僕が経験したことのある外科医のある日。

6:00 起床 

6:30   コンビニに寄って病院へ

6:30-7:00 病棟回診 

7:30-8:00 カンファレンス

8:00-8:30 朝の処方&カルテ記載

8:30-9:00 手術室へ 雑用&着替え&食事

9:00-14:00 予定手術

14:00-14:30 昼食

14:30-20:00 緊急手術

20:00-21:00 病棟回診 

21:30 飲み屋へ


これが、標準的な外科医の生活です。

カンファレンスの時間以外は基本的に立ちっぱなしで、手術は緊張感があり、集中力を要します。多分、他の業種でも、似たような生活の方いるのではないでしょうか?


忙しくても効果的に食事をとって太らずに、パフォーマンスを落とさないポイントを紹介します。

 

1.朝は高カロリーも可。

あと、野菜ジュースで食物繊維。


早起きしろ!との突っ込みは置いておいて、朝の僕には食事の時間が5分ぐらいしかありません。しかも、上司から突然の雑用の命令があれば、その時間もなくなります。そのため、短時間で高カロリーを摂取する必要があります。脳がエネルギーにできるのはグルコースしかないため、炭水化物を効率よく摂取します😎よく購入するのが、スニッカーズチョコレートや、ドーナッツ、蒸しパンです。大きな蒸しパン、手で握り潰せば直径3cmぐらいまで小さくできるので、一口で500kcalほど摂取可能です。ダイエットしている人も、朝の高カロリーは太りにくいので、あまり気にしなくて大丈夫。


不規則な食生活をしていると不足しがちなのが、ビタミンや微量元素といった栄養素です。ビタミン摂取のため、野菜ジュースを飲みます。食物繊維もとれて、朝から快便です。便が出れば無駄なエネルギー吸収も防げます。しかし、手術直前に飲むと手術中に便意を催すという最悪の結果を招くので、朝の通勤途中に飲むよう心がけてます。😁



2.昼食は、食堂で。

炭水化物、脂質は控えめ。


朝に比べると夜に向かって高カロリーによって太りやすくなります。なので、太る原因の炭水化物と脂質を押さえていきます。ご飯はハーフサイズで、焼き魚、鶏肉などのたんぱく質と野菜摂取をします。


よく食べるメニューは、

ご飯ハーフサイズ、味噌汁、納豆、卵、サラダ、肉か魚。これで、お腹いっぱい栄養バランスよし、太りにくい。


ちなみに、卵🐣は一日一個という説は医学的には嘘。かなり良い食品なので、後日紹介します。


3.夕食は同僚や上司と飲み屋へ

外科医は飲み会大好きです。僕も、ビール愛飲者でして、頻繁に飲みに繰り出します。ここで、気を抜くと太ります。


お酒の上手な飲み方は、後日記事を書きますが、ざっとポイントだけ。


酒以外からの炭水化物を取らない

揚げ物=脂質を避ける

肉、魚、野菜を食べる

ビールよりはハイボール(糖質が少ない)

できれば、糖質オフビール 

二日酔いは避ける



まとめ

朝は高カロリーで脳を活性化。

野菜大切。

炭水化物と脂質を押さえればお酒も可。


これを意識すれば、パフォーマンスを落とさずにメタボ化も防げます。