中医学 体質を知ろう!
この中医学から学ぶ体質改善のお話は とても役に立つ素晴らしい方法がたくさんあります。
元気→未病→病気…の未病の時がとても大切で この未病の時に体質改善をすることで 大きな病気にならずに過ごせます!
自分にあった食事 生活習慣 心の持ち方をしって
早めの体質改善を…❤️
☆元気不足タイプ 気虚 ききょ
気の不足している気虚の状態です
体のエネルギーとなる気が不足すると、だるさや疲れを感じやすくなります。また、体を温めることができず冷えを感じることも。花粉症などアレルギー体質や、かぜをひきやすい方、季節の変わり目に体調を崩しやすい方、寒暖差に弱い方が多いようです。
主な症状
●疲れやすい、体がだるい ●かぜをひきやすい ●息切れしやすい ●下痢しやすい ●食が細く、胃もたれしやすい ●声がか細く、大きな声が出ない ●アレルギー体質 ●生理中にだるさがひどくなる ●やる気が出ない
☆イライラタイプ 気滞 きたい
気が滞っている気滞の状態です
気の巡りが停滞すると、イライラや不安、精神的な落ち込みなどといった症状が現れやすくなります。胸や脇、お腹が張って苦しい、ゲップやガスが多いなども気滞の特徴的な症状です。女性の場合、排卵期や生理前は特に気が滞りやすい傾向にあります。
主な症状
●よくため息をつく ●のどにものが詰まったような感じがする ●イライラして、怒りっぽい ●不安や憂鬱感がある ●ゲップやガスが多い ●便秘と下痢を繰り返す●生理不順 ●PMS(月経前症候群)がある
☆血液の不足 血虚 けっきょ
血が不足している血虚の状態です
心と体に栄養を与える血が不足すると、顔色が悪い、肌や髪の乾燥、眠りが浅い、不安感が強くなるなどの症状が現れます。女性は月経や妊娠、出産で血を消耗するため血虚になりやすい傾向があります。目の酷使や少食、偏食傾向の方も注意が必要です。
主な症状
●抜け毛、薄毛、白髪が多い ●目が疲れやすい ●皮膚がカサカサしてツヤがない ●爪が白っぽく、薄くて割れやすい ●顔色が白く、ツヤが無い ●めまい、立ちくらみがする ●眠りが浅い、夢をよく見る ●物忘れが多い ●生理が遅れがち
☆血液ドロドロ 瘀血 おけつ
血の巡りが悪い瘀血の状態です
血の巡りが悪くなると、老廃物が溜まりやすくなり、循環器トラブルにつながることがあります。頭痛、生理痛など痛みの症状の他、ポリープや腫瘤(しゅりゅう)の原因となることも。冷えやストレスが多い方、運動不足の方は瘀血になりやすい傾向があります。
主な症状
●シミが多い、唇の色が暗い ●頭痛、肩こりがある ●動悸や不整脈がある ●下肢の静脈瘤がある ●皮膚の毛細血管が浮き出ている ●血圧、血糖値の異常 ●生理痛がきつい、経血に塊が混じる ●目の下にクマがある
☆潤い不足 陰虚 いんきょ
潤いが不足している陰虚の状態です
体に必要な潤いが不足すると、体内の熱を冷ますことができなくなり、のぼせやほてり、微熱などの症状が出やすくなります。便秘や肌の乾燥などの症状がでることも。潤いは加齢とともに不足していきますが、睡眠不足や慢性病が原因となることもあります。
主な症状
●目が乾きやすい ●肌がカサカサする、かゆみがある ●便がコロコロしている、硬くて出にくい ●寝汗をよくかく ●のぼせ、ほてりがある ●のどが渇きやすく、冷たいものが飲みたくなる ●生理の周期が短い
☆ためこみ 痰湿 たんしつ
ため込みすぎの痰湿の状態です
水分代謝がうまくいかず、余分な水分や脂肪がたまっている状態です。吹き出物や痰、軟便や下痢、水っぽいオリモノなどは、体が余分なものを外に排泄しようとして現れる症状です。甘いものや脂っこいものが好きな方や運動不足の方に多い傾向があります。
主な症状
●口がネバネバし、舌の表面に苔がべったりついている ●むくみやすい ●太っている(水太り) ●軟便、下痢をしやすい ●血中コレステロール、中性脂肪が高い ●雨の日に体調が悪い ●体が重だるい ●水っぽいオリモノが多い ●一日中眠気が取れない
体質は年齢、環境や季節、生活習慣によって変化するため、体調に変化があった時などもチェックしてみましょう💡