東京みらいミーティング。やはり話題は子育て・保育や教育のことへ
未曽有の10連休がようやく終了しました。皆様、いかがお過ごしでしたでしょうか?
連休中にも顔を合わせていたものの、ようやく子どもたちがいない状況でテーブルを囲んで東京みらいメンバーで会議ができました。
場所をお借りしたのは、東京都の認定インキュベーション施設の一つでもある、RYOZAN PARK大塚の会議スペースです。
そして前半、会議にも参加してくださったインキュベーションマネージャーの中島 明さん。おかげさまで、3人だけで話し合っているのとは違う発想や言葉に導かれてとても活発かつ前向きな議論を進めることができました。ありがとうございました。
6月の一般質問に向けてのブレストもですが、今日のみらい会議ではさらに長期的な視野にたち、来年度予算要望やその次に向けて私たちが目指すべき方向、あるべき未来とは?!という壮大な議題でそれぞれの期待や疑念を出し合いつつ、やっぱり時に「政治家は遠い、何をしているかわからない、信用できない、ちょっと付き合うのは避けたい」と思われてしまいがちな政治家をどう市民都民に近い存在へと変えてゆくか、について意見を交わしました。やはり、こういう話し合いをするにあたって議員以外の方も日常的に一緒に話に加わってもらえることがとっても重要な気がします。「それってやっぱり古いよね」「それだと遠いよね」というごく普通の感覚を忘れないでいるためにも。
議会と行政が毎年のように繰り返してきている予算要望というものにも、「この予算をつけろ、これにもっとお金が必要だ」という要望ばかりではなくて、予算削除要望もしくは修正要望というものがあってもいいのではないか。そんなことも話していました。
私もその意味で、決算審議はもっと詳細な資料を開示することを常とすることや決算審議に結びつくような事業評価の仕組みをさらに浸透させることが必要だと考えています。三重県などで行われている、予算決算を同時に審議する通年の特別委員会があるというのも効果的かもしれませんが、何せ東京都の予算規模は莫大で、果たして議会がその予算のチェックを滞りなくできているのだろうかと考えると、これはまだまだ万全であるとは言えないというのが私の意見です。
そして私たちのこれからのミートアップのテーマや、政策の柱として話の中心に来るのはやはり、子育て、保育や教育のこと。
この10連休では、息子のサッカーの試合に始まり、多摩の市民の皆さんのイベントで会ったキッズたち、岩手県釜石市で出会った子どもたち、家族親戚や身近な人たちの子ども達、総勢数十人の子ども達と連日のように時間を過ごしていたこともあり、これからの時代に即した政治や行政、そして教育や子育てが推進されてゆくことを願ってやみません。
私の周囲の子育て中(特に子どもがまだ小学生以下などの小さいお子さん)の親御さんたちは、10連休はとても時間の過ごし方に苦慮している人も少なくありませんでした。普段学校や保育園・幼稚園にはなんてありがたい時間を創出していただいているのだろうと、改めて感じる一方で、今年10月から始まる幼児教育・保育無償化に向けては未だ待機児童がゼロではない東京都にあって、その政策によって取り残されてしまうかもしれない親子や子育て課題が見えにくくなっていかないように注視していかねばなりません。
教育も、子育ても、画一的に価値が設定されるような時代は過ぎており、多様な働き方に多様なライフスタイルがあるということが社会常識にもなり始めています。
そんな中、多様な哲学が推進力となって、どんどんとこれまで画一的に作られてきた既成の価値観からこぼれ落ちた存在たちをすくい上げ、活かし共に活躍する、いわゆる社会起業家の方達の働きには目覚ましいものがあります。政治・行政にも、その視点や活動力を取り入れていかねば取り残されてしまう!と焦燥感にかられます。
そして、政治と聞くと拒否反応が出てしまう、という方にこそ、東京みらいはどんどん訴えかけて行ってお声を頂戴したいものだと考えております。
次回東京みらいミートアップは、5月23日木曜日、19時〜21時開催予定です!場所は、Ryozan Park 巣鴨です。是非、皆さん奮ってご参加ください!ちなみに定員は30名です。
お申し込みはこちらから!
https://forms.gle/gw1H2RXAKcmbrqSa8
ゲストには、「最先端の文書解析AIと世界唯一のデータを企業の課題解決に活かす」という株式会社Insight Tech CEO 伊藤友博氏をお招きします。本日議論に参加してくださった中島さんも参加してくださる予定です。従来の各種団体の要望や政治家への陳情だけでは総体としての社会の声は見えてこないのでは?という仮説のもと、東京みらいは全ての人の声を都政へ反映してゆく取り組みを模索して参ります。