仕事のミスは誰が決める?指摘を受けたり怒られて自信を無くしてしまったら
2022.07.29 00:56
仕事をしていると誰もが必ずミスをします。
それは小さなことから大きなことまであります。
疲れている時やストレスが溜まっている時
仕事量が瞬間的に爆発した場合に注意散漫になっめしまい起きやすいですよね。
ただ、長く働いていて
色々なルールの下で働いてきた経験から
ミスについて考えてみました。
そもそもミスはどうやって決まるのか?
ミスをしてお客様を怒らせてしまった場合は、ミスが原因で目的が達成できずにそうなってしまったのでしょう。
自分としてはミスをしていないのにお客様を怒らせてしまった場合は、コミュニケーションや事前の説明に不備があったのでしょう。
そこは相手に合わせた対応を本来すべきだったのかもしれません。
資料を提出して修正を求められた時に
数字がズレていた
計算が合わないというのは
「求めていた数字と差異がある」ということでミスです。
文字が小さい
ここは青文字
枠の色が〜
かなりの人が指摘を受ける内容だと思います。
会社のルールでフォーマットを決めていて、ズレている場合は「ルールがある」のでそのルールからズレたことによってミスになります。
しかし、特にルールもなくて確認者の感覚や経験だけで指摘している場合は
単なる「その人の好み」です。
ただ、経験から最も良い形を知っているので、ミスとして納得いくまで修正を強います。
一般的なルールや会社のルールがあって
それに準じた修正の指摘であれば
「基準が明確なので」納得ができると思います。
ストレスを感じるのは「好み」で判断をされた場合に多いのではないでしょうか?
既存のルールに対して疑問を持って行動出来ると大きな改善ができる場合があります。
しかし、好みを変えることは難しくて
「その人」を攻略することが仕事になり
ミスもその人が基準になります。
その人が基準なので気分で許容範囲が変わったり、毎回言ってることが異なることも多いです。加えて好みも変わります。
そうなると、修正前提の作業になるので
実務担当者にとってはストレス以外のなにものでもありません。
理由が具体的であれば
きっとより良いものを作りたいという都度改善の意識からの指摘ですが
特に中身もない場合は気分で好みが変わり
「指摘する=管理する」という考え方の人なのかもしれません。
ただ、実際に評価をするのは上司であって
好みを実現させることが必要になる状況はとても多いです。
どのポイントで評価になるか、どのポイントでミスになるかの線引きも異なり
気分で変わるタイプが一番しんどいと思ったのは、やらなければいけない内容が変わり、必ずしも質が良くなってはいかないからです。
修正がないように前回までの経験を踏まえて作ったにも関わらず、大枠に全く必要がない修正を指摘される。
修正をして当たり前、指摘をすることで管理をするタイプだと日常的にこういったことが起きます。
結局は誰かが決めたものを間違わずに作るというのが大切になるわけで
その上に誰も考えたことのないアイデアを形にするという段階がありますが
誰かの経験や既存の考えの中にある仕事で止まってしまう理由は
ミスをあえて作る管理で、それ以上の領域に踏み込めない
どうせ気分で指摘されて終わるという諦め
もしくは、この環境で新しい価値を生み出す必要がないという見切り
だと思います。
過去の傾向的に
やたらと根拠を求めるけれども、指摘の根拠の中身が薄かったり無い場合は
上記のようなミスを産み出して仕事を「あえて増やす」タイプが多かったです。
見せ方や構成などの指摘はとてもありがたいと思います。
「なんとなく、ここは大きいほうがいい」
「なんか、赤文字がいいかな」
こういった発言が続いている場合は黄色信号です。
上司の求める仕事をすることはとても大切です。
ただ、その「求める仕事」が瞬間的にコロコロ変わると、それは自己満足に近い形であって、提出する日で結果が異なったりもします。
実際に誰かの好みに特化して仕事をしていて
部署異動や転職で判断する誰かが変わったときは、そのギャップをとても大きく感じるでしょう。
社会人は自分との戦いです。
上司だって、会社から出てしまえば
本当に知らない他人です。
ストレスを感じる幅は異なり
ミスに対する耐性も異なります
どうしても我慢できない要因というのがその中に必ずあるはずで
そういったものが積もってきた時に
上記の諦めや見切りにつながって
その環境の中で「行動すること」を辞めます。
そうなってしまったら、今の環境でこれ以上のキャリアを期待していないという意志の表れでもありますので
誰かに言われた「成長」ではなく
止めてしまった成長に向けた自分の行動を外に向けて
新しい環境で続ける選択をしてもよいかもしれませんね。