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(続き)相性のあうひと

2019.05.07 14:00

さて、特段、格好いいわけでもなく、

お喋りが上手いわけでもないのですが、

合コンや飲み会で知り合った女性と

トントン順調に交際まで進むAさんの友人の

お話の続きです。


Aさんは、なんとかしてその秘訣を知りたいと思い、

飲み会の時の友人の振る舞いを観察しますが、

やはり気のきいた事を言うわけでも、

お喋りが上手なわけでもありません。


ところが、です。

Aさんはある事に気付きます。

その友人は、女性に対して必ずと言っていいほど

尋ねる質問があるのです。

それは、

「◯◯さんは自分からアタックするタイプ?
それともアタックされるタイプ?」


ここまで読まれてもう気づきましたよね。

そうです。

その友人がやっている事と言えば

自称「押しに弱いタイプ」女性にはそれなりの頻度でメールや電話をして、
自称「押されるのがダメ」女性にはあまり頻繁に連絡をしない、
たったそれだけのことじゃないか、

とAさんは思ったのです。


その出来事を振り返って、

Aさんは私に言います。

「彼を見て男女の相性の基本は

『押す』『押される』の波長が合うか、合わないかじゃないかって、

思ったんです。

だってどんなに好きな映画とか、好きな音楽とかの趣味が一緒でも、

『押す』『押される』の相性が合わないと交際に至るのは

難しいと思うんですよ。」


そして実際、その手法を参考にしたAさんも、
ほどなく彼女が出来たそうです!

先日、知人の婚活カウンセラー(女性)にこの話をしましたら、

「確かそうかも」

と賛同されました。

女性の立場から申し上げますと、

自分の「体質」に合った適度な「押し」はそれだけで好感度で、

「私、この人と相性が合うかも」思ってしまうことも

少なくありません。


ただ、彼女が言いました。

けれども、そんな単純じゃないと思うよ。

そもそも自分が何を求めているか分からなかったり、

本心と違うことを言うことだってあるし。

あと相手が本気かそうではないかって、やっぱり分かるよね。」


やはり恋愛はムズカシイ。



婚活するすべての方に素敵なご縁がありますように。