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なんにもないから、またはじめる

ガソリンみたいな夕焼けの色を。

2019.05.08 11:29

PK shampooというバンドがいます。


僕は音楽が好きなのですが、その中でも特にバンドサウンドが好きです。

日本のバンドだとミッシェルガンエレファントやブランキージェットシティに代表されるような音楽が大好きで、ナンバーガールや初期のモーサムトーンベンダーも好き、しかし入口がハイスタンダードとブルーハーツだったので、パンクも好き。

ハードコアも好き、メタルもものによってはいける、エレクトロもエレクトロニカも、ポストロック、ポストパンクも好きで、ラップも屑のようなもの以外は聴けるようになってきた、だというのに、この世で一番好きなバンドはシロップ16gという捻くれ者。

シロップは解散ライブにも行きました。

もう15年近く前なのに、今でもはっきりと思い出せるぐらい、脳裏に焼き付いています。


嘗てよりはペースは落ちたとはいえ、シロップ解散以降も音楽は聴き続けていて、新しく開拓する分野などもあったりはするのですが、少なくともこの10年で一番の衝撃だったのがPK shampoo。

このバンド名は間違いなく、MOTHER2の「格好いいと思うもの」で「シャンプー」と答えたヤバいやつらだ。


何って詞が文学的。


「君を拐おうと手を繋いだ、あの神崎川、今も覚えてる。

星が見えるよ。

星が見えるね。

天の川の声がした。」


これが20歳そこそこの若者が書く詞か。

アレンジは、全体を通して渋い。

恐らくはパンクに属するであろう音楽性としては、激烈に渋い。

メロディの圧倒的な素晴らしさも相俟って、この曲はバンドとしても特別な位置付けにあるような気がする。

「ああ、君がいない夜って、何してたんだろうな。

ああ、思い出せないまま、夜明け、夜明け」


「携帯も二度変わったよ。

でも忘れられずにいます、まだ。

月を二人ぼうっと眺めたりして、恋をしてた頃のことを。」


これを途轍もなく美しいメロディで歌われたら、そりゃ格好いいよ。

個人的な考察としては、女の子が死んだ、ような気がします。

という訳で、こいつらは今、正に今、ライブを観ておかなければならない、という使命感にも似た直感が全身を貫いた為、先日行ってきました、ライブに。

大阪は十三のファンダンゴ。

今、観ておいてよかった。

素晴らし過ぎて、若い客層の中、おじさんは泣きそうになっていました。

ちなみにこの動画の途中で「オオイ!!」だの「イエエエ!!」だのを客席から叫んでいるのはわたしです。笑

もちろんCDも購入しました。

物販でベースの子に、「めちゃめちゃ大好きです。」などという愛の告白紛いのこともしてきました。


本当に出会えてよかった、PK shampoo。

シロップ16g以来の衝撃でした。