仕事のこと②
前回「仕事のこと①」の続きです。
料金設定の件だけではありません。配送スケジュールも受付た人間が独自に判断をするのですが、こちらも判断基準やルールが一切ありません。
何となく目見当で「この日はもう予定がいっぱいそうだな」とか、「この日は1件位だったら入れても問題ないかな」と、人それぞれの勝手な感覚で注文を受け付ける日程を決めています。
ですから当然人それぞれその感覚も違うし、最終的に配車を行う配車担当者との感覚とも異なります。
「こんなに満杯なのになんで追加で注文なんて受けるんだ」という事態にも頻繁になります。
だから新規の相手にはかなり先の日程を提示します。それが原因で「急いでいるので他の業者を探します」といった機会損失に繋がることもありますが、そんなの知ったこっちゃないからw
どんなに注文をとってもインセンティブが付くわけではないし、実際に現場で動くスタッフも件数に関わらず一括の給料なので、案件は少ない方が得でしょ?
会社が儲かるだけじゃんw
ただ、常連客が満員の状態に入りたいと言ってきた場合は配車担当に確認しなければならないのだけど、その人ほとんど現場に出てしまっているので終業間近、又は翌日にならないと返答が出来ない。全てに関して効率が悪すぎる。
元々今の仕事は「一般事務」の募集だったので応募をしたのですが、全くもって一般職ではありません。
入社から約4年経過するのに業務で1度もマイクロソフトオフィスを使用したことがありません!そんな一般事務職あり得なくない??
一応オフィスは2003が入っています。OSはなんとwindowsXPです!信じられない世界です。
おかげさまでエクセルもすっかり忘れてしまいました。(なので自主的に勉強をしています。無意味w)
ワードに至っては、この4年間で1度も触っていません。だって、私が使用しているマシンでワードを開くとPC自体がフリーズするんだもんww)
この環境の話を他人にすると本当に驚かれます。
私も入社当初は毎日毎日驚きの繰り返しだったんですが、今ではそれに慣れつつあることが一番恐ろしいですw
とにかく、この何をどうすれば分からない状況の中での電話応対が非常にストレスで、体調不良の原因でもあります。
前回も書いた通り「この世に存在するもの全て」が対象なので、客さえもそれが何なのか分からない。といったものも頻繁にあります。
とにかくオペレーター向けのFAQというか、応対に関するマニュアルも一切なく、全て電話に出た人間がその人独自のジャッジで話を進めないといけません。
電話応対は私ともう一人の女性2人で行っています。そのフロアには営業の人間もいますが、そいつらは絶対に電話に出ません。頑なに出ません。
電話に出るとペナルティを課せられるようなルールでもあるのでしょうか?という位に出ません
営業でしょ?普通電話って営業が率先して出ない?
私は営業をやっていた頃「電話は売り上げだから、誰よりも早く電話を取れ」と上司から一番最初に教わったけどな・・・
ですから、電話が鳴る度に緊張状態が走ります。
取った電話がただの取次ぎだったりセールスだったりすることが分かった瞬間心底ホッとします。
ところが、厄介な内容だと一気に地獄の底に突き落とされます。どうやってごまかそう・・・と。
どんな内容の電話に当たるかは「運」でしかありません。まさしく「ロシアンルーレット」です。
もう一人のオペレーターの女性も「電話を切った時、手が冷たくなっていることがよくある」と言っていた。
確かに、私も対応に困って手が震えて仕方なくなることもよくあります。
なんせルールが一切無いので、つまりは対応に正解が無いのです。
どうしても困って上司に助けを求めてもなかなか巻き取ってもらえません。
あんたらに分からないことが私に分かるわけないやろ。って、心底呆れます。そういう時に率先して解決出来ない上司なんか要らんわ。
「臨機応変」と言えば聞こえはいいけれど、ただその場しのぎでどうにか電話を切るまでやり過ごしているだけ。
一切の対応力も身につかないし、4年もこの仕事をしていて全く成長が無いのです。
キャリアの構築が出来ない仕事なんて時間の無駄でしかない。
最底辺の業界でもそれなりに何かを身に就けないと働く意味が無いと思うんですよね。
でもそれよりも何よりも、ロシアンルーレット電話の恐怖に耐え切れないというのが一番の転職希望理由です。
このままでは心がもたない。いずれは離脱する時がくると思うので、そうなってしまう前にこの泥舟から抜け出したいのです・・・
※仕事の電話状況
5月8日(水) 85本のうち自分が取った電話は26本
5月9日(木) 81本のうち自分が取った電話は31本
大体平均すると自分の定時内に鳴る電話が60~80本なので、やはり今週は電話が多い。
でも、昨日も内容はまずまずだったので、普段よりもストレス小で良かったです・・・