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LC=相棒's のじじ~放談!

日米貿易交渉の「密約」が破談の危機・・・

2019.05.09 02:28

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■安倍政権は真っ青・・・ 

 日米貿易交渉の「密約」が破談の危機 

 公開日:2019/05/08  


「シンゾー、だったら参院選後にしよう」 

――。 

アメリカが日本に対して農産物の 

輸出拡大などを求めている 

「日米貿易交渉」について、 

先月26日、日米首脳会談を開いた 

安倍首相とトランプ大統領が、結論 

を参院選後に先送りする「密約」を

 結んでいた。 

参院選への悪影響を避けられる 

安倍首相はホッとしていたという。 

ところが、米中協議が決裂したこと 

で状況が一変。 トランプが「密約」

を破棄する 可能性が強まり、安倍政権

は 真っ青になっている。 


   ◇  ◇  ◇  


 米誌「タイム」が、安倍―トランプ の

「密約」をスクープしている。 

交渉責任者のライトハイザー米通商 

代表部(USTR)代表ら高官の 

助言を無視し、トランプが 

「本格協議の時期の先送りに応じた」

 というもの。 


 個別品目の関税撤廃・引き下げ交渉 

の結論は、夏の参院選後に先送りされる

可能性があるという。 


 「トランプは首脳会談後の会見で、 

貿易交渉について『5月末の来日時 

に妥結できる。我々はそこで署名する

かもしれない』と突然、発言。 これに

慌てた安倍首相は、報道陣が 退出した

後の会談で『さっきの5月 妥結はダメ。

日本では夏に参院選が あるんです』と

食い下がったといい ます。トランプは

『シンゾーの話は 分かった』と、とり

あえず応じる 姿勢を示したとみられて

います」 (日米外交事情通) 


  参院選前に米国産農産品の輸入拡大 

を許し、自動車輸出の数量規制で譲歩 

しようものなら、安倍自民は惨敗必至。 

要するに、安倍首相は選挙対策で交渉 

先延ばしをトランプに“懇願”したわけだ。 


 ところが、トランプが米中貿易協議 

を巡って、中国からの2000億ドル 

(約22兆円)分の輸入品に対する 

関税を10%から25%に引き上げる 

とツイートしたことでもくろみは崩れた。  


 「トランプの突然のツイートで米中 

協議の先行きは不透明になった。 

中国側は今週に予定されている高官級 

の通商協議の取りやめを検討している 

とされ、『近く妥結』とみられていた 

貿易協議は暗礁に乗り上げつつある。 

長期化の可能性が出ています」 

(在米ジャーナリスト)


 ■ただの“リップサービス” 


 米中協議が迷走すれば、トランプが 

新たな成果を求め日本に無理難題を 

突きつけてくるのは間違いない。 

そもそも、トランプの譲歩発言とは 

裏腹に、ライトハイザー米通商代表部 

代表ら米政府高官は「5月妥結」の 

考えを変えていないのだ。 

当然、“密約”も白紙撤回だろう。 


 経済評論家の斎藤満氏はこう言う。 


 「現状、目立った成果がないトランプ 

政権は相当、焦っているはずです。事務 

レベルで交渉の前面に立つ米政府高官は 

シビアです。暗礁に乗り上げつつある 

米中協議の“代替策”として、日本から 

もぎ取った成果を大統領選の材料に使い 

たいはず。『参院選後』との口約束を 

反故にし、早期妥結を迫ってくる可能性 

が高い。譲歩発言は“イエスマン”の安倍 

首相との関係をつなぎとめておくための 

トランプ氏の個人的なリップサービスで 

しょう」  


 「これで参院選はバッチリ」と思って 

いた安倍首相は、今ごろ真っ青になって 

いるに違いない。 


 【転載終了】 

 ************************ 


 米国の都合でしか動けない日本。  


 拉致問題然り、「圧力一辺倒」できて、 

今更、日本の都合で動くはずもなく。 


 上皇面前での不敬失言で保守層からも 

不信を買っている安倍晋三。 


 なぜ、訂正謝罪しないのでしょうか?