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家具によく使われる材料や用語集その1

2019.05.18 13:29

家具によく使われる材料や用語をまとめていますので、参考にどうぞ。


〜 木材 〜

無垢材

つなぎ合わせていない天然木の一枚板のこと。

重厚で高級感があるが、気温や湿気などによって歪みやひび割れが生じることもある。

ソリッド(solid)とも言う。






集成材

小幅の無垢材を同じ繊維方向に接着させながら一定の暑さに成形した板。

無垢板としての欠点を除去し、狂いにくく、均質で長大な材を作ることができる。





ラバーウッド

通称”ゴムの木”。

ゴムの原料である樹液が採れなくなった樹を伐採して加工したもの。

木目はほぼ真っ直ぐで、比較的軽量で加工が容易。





ウォールナット

クルミ科の落葉広葉樹。

チーク、マホガニーとともに世界三大銘木に数えられる。

やや重みがあり、割れや反りが少ない。

ペンキやステインによく馴染み、艶出し加工で美しく仕上がる。

加工性も良く、釘打ちやネジ、接着の強度が保たれる。

古くから恒久化具材や工芸用材として用いられた銘木の一つ。





タモ

木は硬いが狂いは少なく加工しやすい。

家具用には主にヤチダモが使われ、アオダモは野球のバットの材料として有名。毎年植樹されている。

同種の塩地(シオジ)を含め国内材はほとんどなくなり、現在ほとんど中国産である。





シダー(杉)

スギ科の常緑針葉樹。

日本でも有名な杉は南米原産のレッドシダーなどの種類があります。

基本的にはやわらかい材。年輪や節目が特徴的な木目を生み出すため、家具や建材、民芸品にも使用されます。





パイン(松)

マツ科のパイン材には、レッドパイン、イエローパイン、ホワイトパインなど様々な種類があり、節目等の木目が特徴的です。

比較的柔らかくて加工もしやすいのですが、傷もつきやすい特徴があります。

温かみのある質感が人気で、カントリー調家具を筆頭に様々な家具に使われています。





オーク(楢)

古くから多くの家具に使われてきました。

重厚で硬く、はっきりとした美しい木目が現れます。

時に虎斑と呼ばれる虎の縞模様のような木目が現れるのが特徴です。





吸湿性に優れ、軽く、日本では衣装ケースによく使用されました。

加工は極めて容易だが、強度は劣ります。

白い木質が特徴で、割れ、反りが少なく、研磨すれば光沢を出します。





チーク

主に東南アジアが主産地で、世界的に好まれる高級木材。

世界三大銘木の一つ。

比較的硬く、金褐色または濃褐色で、手触りよく、気品があります。

反り、収縮も少ないため、室内装飾や家具に適している。





ラタン(籐)

南アジアの亜熱帯地域に自生するツル状のヤシ科のツル性植物。

しなやかな材質で熱により曲げたり、樹皮をまいたり、編み込むことも可能。

加工に関しては職人による手作業の面も多い。





今回はほんの一例をご紹介させていただきました。

随時更新していきますので、ご参考にしていただけたら幸いです。