ルッキズムの呪縛から解放される。
竹内一郎氏著「人は見た目が9割」
がベストセラーになって10年以上がたちました。
外見にコンプレックスを持っていた私は
どんな気持ちで読んでいたのか…
はっきりとは思い出せないのですが
「なーんや、つまらん。
人間の美意識ってそんなつまらんもんか」
って思ったような気がします。
ルッキズムとは、外見至上主義のことで
外見偏重による差別は無意識か、有意識か問わず
全世界古今東西、往々にして行われてきたと思う。
SNSの発達と
ルッキズムという新しい外来語により
注目を浴びるようになったと思うが
おー、やっとか~~~~
という感じがいたしました。
美意識といっても、
特に他人を美人だとか美形だとか
魅力的だと判断する容姿の美意識のことなのですが
例えば特に女性が苦しめられる
外見差別の根源になっている
3大美意識。
・若い方が良い
・痩せてる方が良い
・美形の方が良い
これって、どれも
ひとことで言うと
生殖に好ましいポイントに
好印象を感じるように
出来ているんですね。
たったそれだけのこと。
ただ、それだけのことなのに
ブスだのババアだの
デブだのチビだのハゲだの
ネットを見てると悲しくなるような
ひどいこと書いてあるよね~
基本的に、そういうこと言ったり
書きたくなるのって
心が荒んでたりとか
自分にコンプレックスがあるから
他人を貶めて上から目線でいたいとか
そういう心の問題なんだと思うんだけど…
問題はそれを真に受けて
「自分はブスだからダメだ」
「自分はデブだからダメだ」
と、自分にレッテルを貼ってしまうこと。
それって、自らを外見で差別し
ルッキズムを拡大していることにほかならない。
外見差別に苦しみ、外見差別を恨みながら
同時に自ら加担していることになる。
そりゃ、生きてて苦しいに決まってるよ。
私の場合は兄から幼少期に
「ブス!」「キモイ!」
って言われたことで
自分はブスなんだという意識に
囚われるようになったので
傷つく気持ちはものすごくわかる。
外見で悪口言われて傷つくのって当たり前だと思う。
特に幼少期の影響は大きい。
子供は素直だから「悪い子」って言ったら
「そうか、僕は悪い子なんだ」と、悪い子になっていくし
「優しい子だね」と声をかけ続けると「僕は優しいんだ!」と、
自分の優しさを誇り、さらに優しくなっていく。
大人でも一緒。
「可愛いね」と毎日言われ続けた
女性はさらに可愛くなるし
「お前はブスだ」と毎日罵られていたら
努力するどころか、暗く、生きる気力すらなくし
屍のようになっていくでしょう。
そうやって「ブスと言われたこと」
が人生が上手くいかない
理由になってしまっている人も
少なくはないでしょう。
外見とその人の価値とか
幸せだとか不幸だとか
人生楽だとか苦労が多いとか
本当は、まったく関係ないのにな。
シニアでも素敵な人は素敵だし
太っていても、素敵な人は素敵だし
一重だろうが、エラはってようが
歯並び悪かろうが、肌荒れひどかろうが
どんなコンプレックスがあろうと
素敵な人は素敵だし
そんな素敵な人には
やっぱり素敵なパートナーがいたりする。
美しさとはそんな狭義な話ではない。
人の魅力とはそんな浅いもんじゃない。
世界は広くて美人の定義も色々。
何を持って美しいとするかは
自分で決めて良い。
私にも、私なりの美しさがある。
あなたには、あなたなりの美しさがある。
子供が自分そっくりの顔に
生まれてきたとして…
「私に似てブスで可哀想…」
なんていうだろうか?
いや、言わないでしょう。
あなたは日に日に自分にそっくりに育ってくる
我が子を抱きしめて、頬ずりして、
こう言うはずです。
「なんて可愛い子なんだろう…
世界一、いや…宇宙一!
かーわいいーーよおおおおおお!!!」
なんてね(^^)/ 私は言ってますw
どうぞ、自分のことも
そんな風に可愛がってあげてくださいね。
もし、自分の外見のことでブスだとかデブだとか
コンプレックスから心を解放できない方がいたら
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パーソナルカラー、メイク、エステ、
小顔マッサージ、補正下着…等々
各分野のスペシャリトがいらっしゃいますから
あなたの美しさを発見するお手伝い…いたしますヨ(*´з`)
もっとあなた自身のこと、好きになってくださいね~