香りデザイン風景
2019.05.11 07:40
今私の一番ワクワク時間。それは、精油と共にいる時間。
色んな精油を嗅いで、彼らを感じる。
目に見えない彼らは私の嗅覚を刺激し、
私だけの五感を目覚めさせてくれる。
今日は午前中、我が事務所の香りをデザインしてみました。
テーマは:つながり
人と人のつながり
自分と自分のつながり
自分と自分の五感とのつながり
世界各国とのつながり
大人と子供の架け橋
社会と学生の架け橋
繋ぐは架け橋になることでもある
誰かと誰か、どこかとどこか。
この世界が愛と調和のとれた世界になりますように。
そんな願いを込めて。
香りをデザインするときは、まずテーマを決めます
そして、そのテーマから想像力を膨らませていきます。
私の場合、直感で絵にして、その絵に登場するものから連想できるものを拾っていく、
そして、その連想できたものはどの精油の声とマッチするか?
香りのパレットを確認しながら、精油を選んでいきます。
舞台に登場する主役と脇役を決めていくのです。
選んだ精油をムエットにつけ、香りのバランスを感じていきます。
足したり引いたり、かけたりわったりする算数の世界。
どの香りが引き立ってるか?どの香りが弱いか?どの香りが強いか?
主役は主役になってるか?脇役は主役を引き立ててるか?
そんなことを、ムエットから拡散する香りを嗅ぎながら感じていきます。
信じるのは、自分の視覚嗅覚聴覚と直感力。それだけ。私がそのままの私を信じる瞬間。
その時間は、私が自分を一番大切にしている「今ここ」にの時間。
10ml、200滴。
デザインした香りをディフューザーにセット。
私が作る舞台の演出スタート。
香りを薫らす。
『架け橋になる香り』