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源六焼里帰り

2019.05.11 19:28

幻の源六焼が里帰りしました。

明治期の最盛期のものです。


有田の近郊の嬉野内野地区にこんな美意識の高い窯がありました。

有田何するものぞという、静かな気概が伝わって来ます。

ためらいのない運筆に洗練された陶画工が偲ばれます。


輸出磁器として一世を風靡したこの窯は実質的には昭和初期に廃絶しました。

源六を名乗るものの、戦後まで続いた製品は別物です。


明治伊万里研究所代表

〜蒲地孝典記〜j

草花が美しい品格ある作品ですね。


母子草  まだギャラリー花伝にも咲いています。