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京都庭園散歩 長岡天満宮(2019年04月)

2019.05.12 00:59

場 所:長岡京市天神2-15-13

拝 観:無休

拝観料:無料

拝観時間:04月~09月 9:00~18:00

     10月~03月 9:00~17:00

現在地は、菅原道真が生前に在原業平らと共に、 しばしば遊んで詩歌管弦を楽しんだ縁深い場所といわれています。 道真が太宰府へ左遷された時、この地に立ち寄って「我が魂長くこの地にとどまるべし」と名残を惜しんだ縁故によって、道真自作の木像を祠を建てて祀ったことが当神社の創立とされています。  皇室の崇敬篤く度々の寄進造営をうけ、寛永15年(1638年)には八条宮智仁親王によって「八条ケ池」が築造されました。八条ケ池の中堤両側には樹齢百数十年のきりしまつつじが多数植えられており、また、本殿参道の途中にある弁天池は回遊式庭園「紅葉庭園・錦景園」として近年整備されました。

現在の社殿(本殿、祝詞舎、透塀)は、昭和16年に京都の平安神宮の社殿を拝領移築したもので、正面朱塗りの拝殿は既存の拝殿を増改築したもので、平成10年秋に竣工しました。

阪急京都線・長岡天神駅を下りて、アゼリア通りを真っすぐ西に進むと八条ケ池の交差点があり、渡ると八条ケ池の北の端に出ます。

境内図。地図では上が西、下が東になっています。正面大鳥居の前は丹波街道が走っています。

←南                                  北→

丹波街道沿いに八条ケ池の堤の上が遊歩道(「ふれあい回遊の路」)になっています。その遊歩道を正面大鳥居の方へ(南に)歩きます。噴水の左手に池に浮かんでいるように見えるのは「六角舎」と呼ばれる四阿です。池沿いにキリシマツツジがあります。

進むと池を横切る形で参道があり、参道の両側にキリシマツツジがあります。

正面大鳥居の所から振り返って、歩いてきた遊歩道(北側)の方を見た景色。

一旦遊歩道を下りて丹波街道の交差点を渡って正面大鳥居の全景。

正面大鳥居から真っすぐ西に参道が延びて、両側にキリシマツツジが植えられています。そのキリシマツツジのさらに外側に両サイドに参道があります。中央の参道。

右(北)側の参道。

左(南)側の参道。

参道を進むと中央付近に石の反り橋があります。

反り橋辺りから南の池と料亭の建物を見た景色。

参道を更に進みます。

渡り切った所から南側を見た景色。

南側の参道を振り返って正面大鳥居を見た景色。

キリシマツツジ。

池を渡り切ると、参道は二手に分かれ、左(南)側に直角に曲がると二の鳥居があります。

左に曲がらず、少し直進すると参道は右に緩く曲がって続いています。

参道右手の景色。

進むと先程左に分かれた参道と合流します。合流地点の東側に菅原道真の歌碑があります。

「桜花 主をわすれぬものならば 吹きこむ風に ことづてはせよ」(後選和歌集57)

反対(西)側に錦景苑の入口があります。

入ると正面に山水庭園があります。

左側に菅原道真の歌碑があります。

「このたびは 幣(ぬさ)もとりあへず手向山 もみぢの錦神のまにまに」(古今和歌集420)

隣には、中小路宗則翁千百年祭記念植樹があります。中小路宗則は菅原氏一族で、道真が大宰府に左遷されるとき、高槻まで同船し、帰り際に、道真から自作の木造と念持仏を託された人物です。宗則はこれを持ち帰り、道真の死後にこれを祀ったのが長岡天満宮の始まりとされています。

右側には四阿があります。

池の奥の築山。上に見える建物は絵馬殿です。

池の奥の西側斜面には、水の流れ口と祠があります。

錦景苑の入口に戻って参道を進みます。

二の鳥居があり、石段を登ると左(南)に下りの石段があり、その先に酒樽奉献舎があります。

酒樽奉献舎を右に曲がると左手に菅原道真の歌碑があります。

「海ならず たたへる水の底までに きよき心は月ぞてらさむ」新古今和歌集1699

石段を登ると、三の鳥居があり社殿前に出ます。

社殿前の全景。

右側から時計回りとは逆の方向で参拝して行きます。まず右側にある手水舎。

手水舎の隣が臥牛の像

更に進むと、下の錦景苑から見えていた絵馬殿。

絵馬殿の更に北には、末社があります。(左・春日大明神、右・八幡宮神社)

末社の北側にある朱塗りの建物は、交通安全祈願堂です。

交通安全祈願堂の更に北は坂道になっていて駐車場に続いています。

戻って再び社殿前へ。

社殿正面

社殿の向かって右側と左側。

社殿から見て右側と左側の狛犬。

社殿に向かって左側の神楽殿

と社務所及び玄関。

社殿の前を南に入って石段を上がると稲荷があります。手前から山神社、松尾龍神・菅龍神と稲荷大神。

稲荷の前の道を南に下ると、土蔵があって神楽殿の横に出て来ます。石段を少し下りて振り返って見た稲荷大神。

土蔵と文塚。

参道を戻りますが、今度は酒樽奉献舎の所を右に折れて東に石段を下ります。

下った先を右(南)に曲がって料亭「錦水亭」の所を通って、八条ケ池の南側を大きく回って正面大鳥居の所まで戻ります。料亭「錦水亭」の藤棚の下を通ります。

八条ケ池の畔にある料亭「錦水亭」架かる橋。

八条ケ池の南側から見た景色。

再び南側から池沿いの遊歩道を歩いて正面大鳥居に向かいます。

2019年04月23日撮影