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馬の未来に彩りを。

吉備高原サラブリトレーニング

2019.05.19 15:00

岡山県の吉備高原サラブリトレーニングへ行ってきました!

▼公式HPはこちらから!

こちらの施設は岡山乗馬倶楽部とリトレーニング施設に分かれます。

その内 吉備高原サラブリトレーニング様では、主に重大な怪我を負った競走馬達が入厩し

治療・養生できる施設となっています。

ここでゆっくりと怪我を直した馬達が、全国の乗馬クラブ様等で、

新たな第二の馬生を送れるようにすることが主な目的なのです!


今回見学させていただきました厩舎内には、サンクスホースプロジェクト様や

TCCFANS様の馬達がたくさんいました!


▼調教を受ける馬を 馬房からのんびり見つめるスターカットダイヤ君(Thanks Horse)


▼見学者の方々に遊んで欲しそうにするエアソミュール君(TCC)

その他にも、沢山の引退馬達が大切に飼養されています💕

なんといっても、この施設の運営は岡山県の「ふるさと納税」の寄付金で成り立っており、

県をあげて引退馬の再就職に取り組んでいる、素晴らしいところなのです!

▼ふるさと納税の詳細はこちらから!



さて、今回の見学デーでは「グランドワーカー」というトレーニングを教えて頂きました!

これは人と馬の信頼関係を育むためのトレーニングで、丸馬場で毎日おこなわれています♪

人が旗のついた棒を持って 馬場の中心に立ち、馬を円の内側に沿って走らせる練習です。

(旗は肉食獣が茂みを移動する"ガサッ"という音を模擬するために使います)

これを何度もおこなうことで、馬が指示を出す人に注意し、

人の発声合図と指示の関連性を、少しずつ学習させることができるのです!

そしてなにより、人を適切な指導者=リーダーとして認めてもらえるために、

これはとても大切なトレーニングとなっています❣ +゚*。:゚+((。uωu。)人((・ω・)o))゚.+゚:。+


一見簡単そうに見えますが、馬がサボったり不適切なときは即座に叱り、

正しいときはしっかり褒める。この繰り返しを集中して 毎日30分~2時間近く、

馬とマンツーマンでおこなうことは、とても大変💦

指導者としての正当性ある姿勢を維持することは、馬への真の愛を持った人にしか出来ない

本当に凄いことなのです…! 素晴らしいですっ✨

調教が終わって、リーダーに甘えるラブソングレイちゃん🐴

(こうして競走馬を終え、乗馬・ホースセラピー用にする場合は、

人との信頼関係の大切さを教えることが、何より重要なのですね❤)





最後に、撮影したTCCホース2頭の様子をご紹介!

▼眠そうなラッキーハンター君 (TCC) おっとりしています(ˊᗜˋ*)

▼人懐っこいメイショウナルト君❤ (TCCホース)


実は私、TCCFANS様にてメイショウナルト君の半口オーナーになっているのです!

ですのでナルト君だけ長めに撮影してしまいました🐴✨

怪我した左前脚の浅屈健不全断裂も、少しずつ良くなっているようで本当によかったです💕

この撮影をした次の日(4/29)から、ラッキーハンター君とメイショウナルト君は滋賀県の

日本初のホースシェルター「TCC Therapy Park」に移動致しました!

人懐っこくて愛らしいナルト君なら「TCC Therapy Park」の看板として

栗東でも 大活躍してくれると思います!🎊 是非また会いに行きますね!🎉🌠



以上、長くなってしまいましたが、吉備高原サラブリトレーニング様では

多くの引退馬の怪我を直し、セカンドキャリアへと繋げる…

本当に馬の未来について取り組んでくださっている 素晴らしい施設でした!