タイのスラムに行った感想と日本で何ができるか
地球社会共生学部3年の木所弓乃(きどころゆの)です!
現在はタイに留学中です
「せっかくタイに5ヶ月間いるんだから、タイでしかできないことをしたいし、行かないとわからないタイのことを知りたい!」と思って、今回はタイ最大規模のスラム「クロンとイスラム」のツアーに参加してきました!
スラムの概要や、参加方法は一緒に参加した遥が分かりやすくまとめてくれたので、こちらをご覧ください!
このブログでは、スラムに行ってびっくりしたことを2つと、
今回の活動を日本のアンリミの活動で活かすために思いついた案を書こうと思います!
1、びっくりしたこと
・急速に進む都市開発のすぐ隣に広がっていた沢山の人達の生活
バンコクは私が想像していたよりもはるかに都会で
日本では見たことないようなキラキラした建物が多く、今も建設中の建物を毎日目にします。
そんな街から車で20分ほどのところにクロントイスラムはありました
私は勝手にスラムはもっと隔離された場所にあるイメージだったけど
都会と隣り合わせだったことにまず、びっくりしました
そして、現在も進むバンコクの再開発によって
クロントイスラムの土地も再開発計画が進んでいるみたいです。
現在はスラムの土地は、住人が持っているのではなく国が持っているため
いつ強制的に立退きされるかわからない状況の下、約10万人が暮らしています。
住民票を持っている人はその後の新しい住居または、資金が提供されるけれど
住民票を持っていない人も多くいるし、
職場を変えたり、友達と離れ離れになったり、
生活環境を強制的に変えられることは悲しい問題が多いだろうな〜と感じました
・日本と繋がりがあったこと
もう1つのびっくりしたことは
このスラムは日本と繋がりがあったことです!
まず、今回ツアーをしてくださった
シーカーアジア財団さんはスラムで教育支援を行なっていて
図書館の運営や、奨学金の授与を行なっています。
また、東日本大震災の募金として
住人の方達がスラム内で100万円集めてくださり、寄付してくれたこと。
お返しとして1人の日本人のおじいちゃんが1000万円を寄付し、
その資金でスラム内の図書館をリノベーションしたそうです。
今ではそこは、子供達が本を読むだけでなく
ダンスをしたり友達と遊んだり
外の危険なものから子供達を守る役割も担っているみたいです
私達も少しだけ子供達と触れ合えて、
笑顔がキラキラしてて可愛かった〜:)
2、今回の活動を日本でも活かすには?
遥のブログでも紹介していた、
クロントイスラム発のブランドである「FEEMUE(フィームー)」の販売をさが祭や、食堂で販売する
FEEMUEは現在、タイと日本のみで販売が行われています。
とても可愛いデザインのものが多く、男性も使える商品もあったので
多くの人に見てもらい、
・スラムに対する印象を変えてもらうこと
・タイには急速な発展の背景に広がり続ける格差が存在すること
・クロントイスラムと日本は繋がりがあること
を知ってもらえるといいな〜と感じました!
それと、これからタイに留学行く地球社会共生学部の方達には
是非クロントイスラムに行ってもらいたいなと思いました!!