魅力がすごいよ/原田かづね
おはようございます。
こんにちは!こんばんは。
ご機嫌よう。
劇団木霊2019年本公演『グレート・ギャツビー』迫ってまいりました。
ハラダじゃないです。ハラタです。珍しいといわれます。米津玄師のケンシと同じ道理です。決して濁ってはいけません。これ、テストに出ます。
そんなことはいいんです。
これは昨日食べた油そばです。
都電荒川線早稲田駅の目の前にある、武蔵野アブラ学会でいただきました。
美味しかったなぁ……。疲れた体に油が染みました。
何が魅力かってこのコテコテさ!
太めの麺を箸で掴み、ぬそっとドロドロの美味しい何かと絡み合わせる。そして重量を感じながら口元に運び、そのまま口いっぱいにギルティーが広がるのです。ジュワァア。
油そば 「どうだ、うまいだろう。」
そう言っているようでもありました。
自分で自分の魅力が分かっちゃってるんですよね。凄いことですよ。
え、待ってください。
自分の魅力が分かってるって凄くないですか。
凄いっていうのは、
なかなかそういう人がいないと思うんです。アーティストくらいです。
ここ半年くらい、魅力について考えてます。
紛れもない「わたし自身」が舞台に立って何かを表現しなくてはいけなかったから、強く意識するようになりました。
作品があって、役があって、自分がいる。役のキャラクターと自分のパーソナリティ。自分に何ができるのだろう?『グレート・ギャツビー』でも、わたしが演じる自分の役がどうやったら作品のために輝けるか試行錯誤しております。あくまで作品のためです。一人よがりになってはいけないと思っています。
私が思う魅力とは、
いいな好きだな素敵だなの三拍子です。
ワルツですね。(ずんちゃっちゃ)
偉そうに言ってしまいました。恥ずかしい。
あるいは色気、個性ともいうかもしれません。曖昧な言葉です。つまりその人に惹かれるということでしょう。
私にしかないもの、あなたにないもの、あなたにしかないもの……うーん。
『グレート・ギャツビー』を一緒につくる人たちは魅力的な人ばかりです。いつも感心して、どんどん好きになっていきます。
自分の周りに限らず、そもそも魅力がないなんて人はいないはずだと思っています。
(ハチを見上げる座組一同)
話は戻りますが、やっぱり本当に自分の魅力を理解するって難しいことだと思います。
私の場合、あなたのここが素敵!っていわれても、そうなの?ほんとに?ってなってしまいます。
日本人は褒められても謙虚であることが美徳みたいなことも関係するのですかね。
他にも自分にコンプレックスがあったり。
なりたい理想と生まれ育った現実のギャップに戸惑ってしまったり。
あの油そばはさっぱりそーめんにはなれないし、私はコムアイちゃんにはなれない……。
私も自分の魅力、色気、個性って何だろうって考えてます。演劇に関わっていなくても大学生らしい悩みかもしれません。
もしかしたら、人生をかけて探すものかもしれない……!?
けど、これは受け売りなのですが信頼のおける人の声を信じられたらいいと思います。
『グレート・ギャツビー』をつくる仲間に選ばれたこと、
でかでかとmyfaceが早稲田大学に掲げられたこと、
ハラダじゃなくてハラタであること……
つまり何がいいたいかっていうと
油そばは美味しいってことです。
嘘です。
時代は変わり令和元年に
私にしかできない、木霊にしかできない魅力たっぷりの『グレート・ギャツビー』を
アトリエに確かめに来てほしいってことです!ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
打ち切り連載にします。アデュー!
(↓チケット 原田かづね扱い)