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感性の教室、開催しました

2019.05.12 17:56

こんにちは、松本佳奈です。

12日は、『感性の教室』を開催しました。初めて一般募集で、4歳から小学3年生くらいの子たちが8名参加してくれました。

一本の筆からどれだけの種類の線が描けるか調べたり


三原色を混ぜてどれだけの色ができるか調べたり


できたものを切り貼り コラージュして、一冊の本を作ったり。


そこにはずっと、私が選んだ音楽を流していました。この、音の存在が、意外と大切で。BGMって聴いていないようで無意識に聴いていて、作用を受けるものです。それがタッチや色にも表れる。

次回はもっと音にフォーカスしてやりたいなー

オーロラ(左)と、色鮮やかな「むり」(笑)


緑色の作り方がわからなくて、全然できなくて、「むり」「ぜったいむり」と描いていたのですが、最終的に緑色を作ることができて、それを表紙にしていました。


オーロラは、惑星にも見える。別の子がこの作品を見て、自分の作品の中にも星があることに気付く。

ペットボトルの蓋を転がしてできた模様は、触るとぼこぼこする。


はみだす絵本。ダイナミックな線。躍動感。

ブロックで押したスタンプ。



余白にストーリーがある。ところどころの青が、青空のかけらみたい。線の点が入り混じっていて面白い。



開くと虹が出る!これを、手動じゃなくて飛び出す絵本みたいに勝手に飛び出てくるような仕掛けにするにはどうしたらいいか一緒に考えていたら、隣の子がアドバイス。

虹の真ん中を少し切って山折りにするとどうか?でも虹は切りたくない。禅問答のようなやりとり、実験が続く。



「ハングル(文字)みたい!」と、感想。真っ白な中に、すとんと、メッセージのような、記号のような、青。それに比べて埋め尽くすような赤紫がはみだすほど。勢いがあります。



お気に入りだった大作を、どーんとど真ん中に貼る。赤い輪っかが花のようでもあるし、ぐるんぐるん高速回転しているようにも見える。



「にわとり」下のポコっと飛び出たところは、「卵」だそうです。にわとりの向こうに都市が見える。じゃあにわとりはどこで卵を産んでいるんだろう?



描いた作品を切りたくなくて、新しく描く!描いて、閉じて、開いたら、開くたびに色が変わる。茶色一色に見えるけど、よーくみたら、赤も黄色も青も隠れている。


絵の教室では決してなくて

ただただみんなで、私も含めて「実験」「発見」していく時間でした。


どうすればいいのかを教えるのではなく、一緒に考える。試してみる。失敗もする。もう一回やってみる。


心のままに、自由に。


飽きたら違うことすればいい。完成しなくてもいい。終わったら走り回っていい。


目的は、知らなかったことを発見すること。内に込めた気持ちを言葉以外の方法で表現すること。

日常の中に潜むキラキラ、わくわくしたものを見つけて豊かな人生を送るために。 


参加してくれたみんな、ありがとう! 


『感性の教室』

月イチで開催していこうと思います。今月16日の10:00〜12:00には大人クラスも開催します。まだまだ募集中!

ご参加お待ちしています。