令和 新緑をわたる風
2019.05.12 22:10
風薫る五月、一年で一番好きな季節です。
“風薫る五月”といったように、今日では決り文句化しているが、この「風薫る」は、もとは漢語の「薫風」で、訓読みして和語化したものである。「かぜかをる軒のたちばな年ふりてしのぶの露を袖にかけつる」(藤原良経-秋篠月清集)といったように和歌にも詠われたが、花の香りを運んでくる春の風を指すことが多かったようだ。それが俳諧になると、青葉若葉を吹きわたる爽やかな初夏の風の意味になり、はっきりした季感をもって用いられるようになる。「風かほる羽織は襟もつくろはず」(芭蕉)「高紐にかくる兜や風薫る」(蕪村)。蕪村には「薫風や恨みなき身の夏ごろも」という句もあり、薫風を明らかに夏の季語として使っている。
なんか昨年も描いたような気がする…と思って探してみると、ありました。
レイアウトがほぼ同じですね。
言葉から受けるイメージは変わらないということでしょうか。
文字は少し変化が見られます。
その時々の自分のブームというか、クセが出ている感じです。
昨日は、3月の宮古島伝筆キャラバンに参加いただいた方々へ、お礼のはがきをやっと描き始めました。
今年もすでに3分の1が過ぎたんだなぁとしみじみ…すると同時に、あと3分の2しかないのかと、時の流れのはやさにやや焦っております。
時間は有限、いまこの瞬間から過去になっていきます。
だからこそ、目の前のこと一つひとつに一生懸命でいたいなと思うのであります。
一昨日ご案内を開始したシーズン講座、早速お申し込みをいただいております。
ありがとうございます。
検討中の方、特に6月はお早めにお申し込みをいただければと思います。