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安全性への取り組み

2019.05.12 23:48

車の基本性能は「走る」「曲がる」「止まる」と言われており、この当たり前の性能が高いレベルにまで引き上げられている国と言えば、やはりドイツです。

速度無制限のアウトバーンを走ることを前提として作られた国では、車速150キロから急なブレーキを踏む機会などもあり、速い車には良いブレーキ、そして良く切れるハンドルが与えられるのです。


つまり、ブレーキやハンドルだけが性能を上げ、エンジンは大人しい車というのは、自身でチューニングを行わない限り、あまり御目にかかることはないということになります。

良いブレーキ、そしてコントローラブルなステアリングは突発的な事態(相手を避けるなど)に対し、護身の道具としても身を助けることがあります。

しかし護身能力の高い車とは、やはりスピードも出やすいということで、スポーツカーをジェントルに運転することは大人の紳士的な趣味と言っても良いのかもしれません。


今では衝突安全装置が発達し、2014年頃のボルボXC60を皮切りに、日本でも次々とブレーキサポートなどが導入されるようになりました。

急ぐ必要はありませんが、国も推奨する衝突軽減装置(トヨタ:プリクラッシュセーフティー)(スバル:アイサイトVer3)などが出回っておりますので、次に車を買い替える際には安全装置の性能とレベルについて各社検討してみてはいかがでしょうか。


女性の皆さまは、瞬発的な判断をする能力が衰えないように日頃から運動を通じて体内年齢を保ちましょう。

男性の皆さまは、飛ばさなくても満足できる車を選びましょう。

毎日の交通安全を心がけましょう。