自然派ワイン Binner
フランス🇫🇷#アルザスワイナリー巡り 日本でも有名な#自然派ワイン @christian.binner さんへついに行って来た。実はこの日のワイナリー巡りは スタンダード(?)で環境に優しいワイナリー、ビオワイナリー、ビオデイナミワイナリー、自然派ワイナリーを巡る事。それぞれのそれぞれの想いがあり、それぞれの味と造り方がある。どれが良いとか悪いとかではなく、こうして全部比較する事はなかなかない機会だ。こういう感じの味や製法の違いをちゃんと自分の目で見て確かめる事も大事な事だと思う。
私は先日自然派ワインをほったらかして、所謂自然に任せて造ると表現したが、ある意味その通りで、ある全く意味違う。
要はぶどう次第なのだ。日本酒は米そのものがあまり関係せず、製造方法で味が決まり、ある意味毎年同じ味を造る事ができる。けれどワインはもっとぶどうそのものに委ねられるから、ぶどうの出来が大事なのだ。だからヴィンテージと言われる年が大事になる。
自然派ワインも、どうぶどうを造り、あとは自然の流れに任せて樽で寝かせ、ワインに(ワインになるまで?)「寄り添って」行くんだそうだ。#ビネール さんのご兄弟が対応して下さり、彼女はワインに「寄り添う」と言う表現をしていた。「子供の成長と同じ」でそれぞれに特徴があり、それを理解して、それに合わせていかないといけない。その成長を見守る感じなんだと思う。
「ワインだってアート」なので、ずっと同じものを作っていてもつまらない。創造性が大事なんだと。
ちょっと驚かされたワイナリーさんだった。こういう想いで造るワインだからこそ、その想いがちゃんとワインにも現れるんだと、思った。
ワインの生産方法も大事だが、昨日のテイールーム然り、そこで仕事をする人の想いが大事なんだと認識した訪問だった。
自然派ワインは、今そう呼ばれているが、ここではずっとその方法で生産して来た。その想いを受け継いでいっているだけなんだろう。
それとお客をワイナリーで待っているだけの時代は終わり、村に篭っているだけじゃなく、外にも出ていかなければいけない時代でも、あるのだ。