2023-122 中日新聞杯
中日新聞杯(GⅢ)本競走は、昭和40年に創設された重賞競走。初年度は『中日杯』として施行され、翌年に現在の名称に改められた。当時の中京競馬場は芝コースがなかったため、砂1800mで施行されていた。45年に芝コースが新設されたことに伴い、芝1800mで施行されるようになり、平成18年からは距離が2000mに変更されている。また、19年までは父内国産馬限定競走として施行されていた。中日新聞社は、愛知・東京・石川・静岡に本社を置く新聞社。本競走は、同社より寄贈賞を受けて施行されている。
【コース】中京芝2000m
ホームストレッチ中央から左寄り、上り坂の途中からのスタート。一回目のゴール板前を過ぎた後、グルリと一周する。1~2コーナーのカーブは緩い上り坂で、残り1080m地点まで続く。その後は緩やかな下り坂に入る。3~4コーナーはスパイラルカーブで下り坂。最後の直線はゴール手前340m地点より240m地点にかけて高低差2.0mの急な上り坂。勾配は2.0%で、中山競馬場芝コースに次いで傾斜がきつい坂が設けられている。ラスト240mはほぼ平坦。芝コース全体の高低差は3.5m。最後の直線距離はAコース時、Bコース時ともに412.5m。
【馬番枠番・性別馬齢】
4枠の連対多く、中枠有利。
1着の馬番は1桁がやや多く、10番以降の1着馬番は6回しかない。
牝馬の好走実績近年やや多く、1着1回、2着4回、3着2回のみ。
馬齢では3・4歳馬中心で、5~7歳馬も健闘。8歳馬は厳しい。
6年連続1桁馬番が勝利中。
【人気・配当】
馬単の万馬券は9回と多く、1~3着は上位人気馬から2桁人気馬まで幅広い。
4・7番人気の1着なく、7番人気の2着、8番人気の3着がない。
2・3着では9・10番人気に注意。
3年連続二桁人気が3着以内。