「相手を知りたい」そのひとつとして・・・
誰しも、初めての人であればなおさら、その人がどんな人であるかわかりません。
営業を掛ける時にも、少しでも、推測できればと思う時もあるでしょう。
その為の下資料として、調査出来るような資料があれば有益ですが、中々ないものです。ましてや、昨今の様な個人情報のセキュリテイが叫ばれる時代においては、当然の事です。その為に、多くの悪事が横行しますが、そのための話では毛頭ありません。
普通に販売など商談時に役立てる方法の話です。
すべてに当てはまる相手を分析する方法のひとつには、人相・手相・姓名判断などは、相手に対する何の面識(相手の個人情報)がなくても出来る最初の分析手段です。
と言っても、そのような知識は役に立つものの、やはり勉強と経験が必要です。
しかも、姓名判断などは、漢字使用国に関してだけであり、中国人ともなると、その漢字知識も中国漢字辞典の必要性や中国式と日本式の違いが出てきます。故に、ここでは、姓名判断の対象相手は、日本人としましょうか。
さて、モット簡単な推測法は、ないものでしょうか。
それは、概略的すぎるものの誰にもできるのですが、「今までの人生の中で出会った人の顔を比べる事」です。
人の顔と言うものは、やはり、似ている人同士は、性格も似た面が多いものです。(極端にいえば、双子です。勿論双子でも、性格は全く違うと言う時もありますが。)
これなら、色々の知識が無くても出来るものです。ここに、あなたの今までの人との出会いの深さが役に立ちます。そして、そこから相手を推測するのも、簡単ではありますが、少しでも、相手を知るには有益なはずです。
今まで出会った人の顔と比べてみましょう。「どこかでみたような・・」と言うデジャブ―があれば、その比較分析の対象にもってこいですので、過去の会話を思い出して今の相手を分析してみましょう。
はなしは、姓名判断・人相・手相の話に戻ります。
手相は、かつては、都会のまちかどで「易占い」などとしてあったものですが、今や歴史ドラマでもほとんど見かけません。
人相・手相に人それぞれのしわがあるように、足の裏にもあります。それを「足相」とも言えるかもしれませんが、聞いたことがありません。
とは言え、法医学の本などにはしっかり載っているので、指紋鑑定などと共に重要な位置を占めています。
・手相も、人相もすべて、人生を歩んできた分その過程をよく表すので、汚いとか皺だらけな手だと言って悪いとは言えず、仕事柄そうなってしまう事は何処でも誰でもある事なのはいまさらいうことではありません。
人相で言えば、丸顔・ベース顔は、性格がいい、細面・とがった顎は良くないとか、その程度なら昔からよく言われることです。ピアノを弾いている人の手は、細く長い、とか、ギタリストは、右手の爪が長いとか。則人は職人特有のこぶやすり減り、曲がりなども出来て、どんな職業かも判断のひとつにもなります。
また、綺麗すぎると、遊び人と言われる時代がありました。(今でもそう揶揄されることもありますが)それは、かつての事で、綺麗を基とすべく時代であってこそ、化粧品の進化も目を見はります。
相手を知るためだと言っても、上から下まで、嘗め回すような見方はいけないのは言うまでもありません。それでは、初めからあなたを嫌な人と軽蔑されてしまいます。
やはり、その時はどことなく見るやり方にすべきです。
それにもう一つは、あなたの人生経験から判断するとしても、偏見的な見方はダメです。その点、物事に対する好き嫌いが影響してきます。客観的と言えない推測は、よく有りません。それにこの初回段階が故に、これは推測に過ぎないと言う事も、注意点です。
もっと詳しくやるには、手相・人相・姓名判断・生年月日・体形など、総合的な判断が必要となります。それには、知識以上に、経験が必要です。ここに、「人と多く出会う」事の重要性とメリットが出てきます。
科学万能時代にそのような方法は役不足と思われるかもしれません。が、これらは、多くの経験則からできているもので、いわゆる統計学上の結論です。西洋占星術とか占いの類からすればどれほど当たる確率が高いかは分かります。
血液判断も確かに正しいとも言えますが、その種類が少なすぎます。A・B・AB・O・・・・これだけでは、あまりにもおおまかすぎます。
営業マンとしての武器のひとつ・ネタ話のひとつとしても知っていて決して損はないものです。