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世界観

2019.05.13 14:58

最近、よくあなたの世界観が好きです。とか、あなたの世界観で撮影して欲しい。と、言われることが増えたのだけど…私の世界観ってなんだろ。って自分自身疑問に思ってて…。

それが少し前の悩みで、自分がどうしたいのかよく分からなくなってたw

自分に迷走してるというか。

忙しくて疲れてて、仕事と自分のやりたいことの境界線みたいなものが曖昧で、人に喜ばれることがしたいのか自分が何を満足したいのかごちゃまぜとゆーか。

写真を始めてほんと右も左も分からなくて、理論なんてそっちのけで自分の感覚のみで、ただ何となく撮影してて、最初はそれでよかったのだけど、最近は自問自答することが増えた。

自分のギャラリーを振り返ってもバラバラしてることに気づく。

その時の気分みたいなもので現像してるから。

今までずっと『いい写真を撮りたい 』…そればかり考えてきたけど、なんかちょっと違うなと。

いい写真ってなんだろ?

正解もないし、人によって定義も違う。

私は何を追っているのだと。

結局、写真と言うより美的感覚なんて自分の経験値に基づくことで判断されることがほとんどで、何を見て、何を聞いて、何を食べて、何を思って生きてきたかの自分の持つ固有のものな気がする。

だから、本当の論点はいい写真を撮ることというよりは、自分とは誰で、なんのために生きていて、どうしていきたいかっていうのが課題であり、それが写真に現れているのだと思う。

自分探し的な。

人の写真を見ていいなって真似たとしても、最初にいいなって思った感覚が自分の美的感覚で、それを目指すことを自分が決めたことだから、人から得た学びっていうのは悪いことではないんだと思う。

いろんな人の素敵を追っかけて、沢山学んでたくさん盗んでその中から、自分らしさを見つければいいのかなと思う。

今の時代、著作権とか、SNSでの批判とか色々あるから、逆になんかやりづらい。

でも気にしてるのは自分の心の小ささで、そんなのはねのければ関係ない。

私はこうありたいっていうのが、多分ほんとはある。

最近それに気づいたというか、外野が気づかせてくれた。


私は…女性をカッコよく撮りたい。

可愛いとか綺麗とかだけではなく、強さを表現したい。

昭和の時代の親を見て、女性は家を守り男性が前に出る。そういうのが嫌だった。

仕事を始めても、同じ条件の元で働いているのに女性というだけで給料差があった会社。

今の時代は違う。

女性は強い。

対等であるべきだし、ただかわいければいいとか女は愛嬌っていうのを払拭したい。

そういう根底にある自分の感情が写真に現れるのだと実感している。

私は、女性の強さを表現したい。

だからこそそういう世界観なのであり、その根底には性別は関係なく人間はみんな平等であるという思いが強い。

強い女性には憧れと尊敬がある。

でも私はもうそこを目指すことはしないから、ただ尊敬するそんな女性像を追いかけたい。

だからこれからも#いい写真を撮るがぜよw