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2019.5.12 六十里越街道トレッキング パート①

2019.05.14 07:48

令和元年 5月12日(日)     参加者:12名      ガイド:白田孝人/撮影:高梨

コース:松根八幡神社~追分~十王峠~イタヤ清水(六地蔵)~注連寺

  現存する六十里越街道約40キロ区間の最も庄内側を歩いてきました。スタートは、田植

えの始まった鶴岡市松根です。序盤は、ほぼ街道沿いに作られた林道歩きですが、大滝山へ

の分岐(追分)からは気持ちの良い古道歩きになります。新緑に包まれた森を草花を愛でな

がらのんびりと歩きました。田の頭林道から街道は沢筋の道と峰道に分かれます。天気が良

いので、迷わず展望抜群の峰道をチョイス、今回の最高到達地点である十王峠を目指しまし

た。かつて、十王峠には十王堂があり木彫りの十王像が納められていたそうですが、現在

は、注連寺に安置されています。十王峠から眺める月山は、内陸から眺める月山の山容とは

まったく違い、荒々しく険しい山容が印象的で、その圧巻の景色に皆さん釘付けでした。六

十里越街道は、約1300年前に開削された道で、湯殿山に詣でる多くの行者で賑わった街

道です。当時、結界としての役割があった七五三掛の注連寺と大網の大日坊は、湯殿山直系

四ヶ寺として栄えた寺で、この日、注連寺では参拝客が絶え間なく訪れていました。次回6

月の六十里越え街道は、注連寺から田麦俣七ッ滝までの予定です。