太陽と月
燃え上がる太陽の紅炎。
天然石のサンストーン。
和名では日長石と呼ばれます。
実はこの名前、月長石のムーンストーンと対になるようにつけられたらしいですね。
サンストーンと呼ばれるものは宝石級のものを指すのですが……ハンドメイドなどでアクセサリーを作る場合もサンストーンと表記されることが多いです。
透明度の高いものをそう呼ぶそうなのですが、中に金属が入ってキラキラするところは変わりないのでその名前で販売されているのだと思います。
ちなみに産地によって入っている金属が異なるのもサンストーンの面白いところ。
こちらのピアスに使われたサンストーンはインド産のもので、混入している金属は赤鉄鉱だそうです。
ムーンストーンの方は逆に中に何か入っている、というよりはカボションカットによって青や白のカラーが出る、というのが特徴でしょうか。
中でも青色のシラー効果を持つものはブルームーンストーンと呼び分けられているようです。
原産地はインド、スリランカ、ミャンマーとされているようですが、実は日本でも採掘はされているようです。ただし数でいえば多いのは先に挙げた国でしょうか。他にも色んな国で採れるようです。
ブルームーンストーンは元々はミャンマーで採れる青いムーンストーンのことを言っていたらしいのですが、今はインドなどで採れるムーンストーンでも青いものがあるためか、それらも全てブルームーンストーンと名付けられたりしています。
そのため、元々のブルームーンストーンは、頭にロイヤルとつけられているようですね。
サンストーンはそもそも長石の中でも紅色を呈しているものを指しているようです。
内部に金属質の煌めきを持つので太陽! というのは判る気がしますね。
そのキラキラが多いサンストーンの愛好家もいるとか。
ギリシア語では太陽の石という意味のヘリオライトとも呼ばれているようですが、サンストーンの方が通りがいいのでたけのこファクトリーではサンストーンで出しています。
このピアスは『灼熱の紅炎』という名前で出品しました。紅炎は厨二病っぽくフレアと読んでみてください。
太陽のフレアのことを和名で紅炎と書くらしいのです。
これからの季節にぴったりのピアスだと思います。
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