エブリィワゴン 異音＆冷却水減少

修理依頼が有り、冷却水がサブタンクからでラジエーターキャップを外しても冷却水は見えない状態で異音も気になるとの事でしたので、積載車で引取りへ。

回送後に点検すると、サーモスタットケースについてるラジエーターキャップもどきが壊れてしまっており、テスターで圧をかけるとサブタンクやリターン部から冷却水が漏れてくる。

幸い？な事にウォーターポンプも問題なく、ヘッドの抜け等エンジンに致命的な故障は見られませんでした。

ちなみに異音の正体はファンベルトテンショナーのベアリングとエアコンコンプレッサーのマグネットクラッチ部のベアリングから出ている模様。

しかし、この車はサビが酷く、骨格部分も強度的にどうなのよって程

強めにぶつけたら折れるんじゃなかろうかって位です。

当然車検も受かりません。

なので車検が切れる1年後には寿命と言うことでお客様も分かっているとのこと。

それまで乗れればいいと言うので、今回はサーモスタットケース(ラジエーターキャップもどきだけでは部品が出ないらしい)の交換だけで、他はとりあえず様子見で壊れた時には改めて考えると言うことになりました。

この状態で走ってるのもどうなのよ(# ゜Д゜)ｸﾜｯとか思う所は有りますが、お客様の判断なのでなんともしようがね〜(｡´-д-)ﾊｧｰ