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"名曲喫茶の記憶"

5/12(日)ソワレ 箏とハープvol.3♪

2019.05.15 10:13

5/12は、和洋撥弦楽器、箏とハープのコンサート。

箏 高橋雅芳さん、ハープ 邊見美帆子さんのデュオコンサートです。

お二人は高校、大学の同級生、フランス在住の高橋さんが一時帰国するタイミングでコンサートを企画されていて今回で3回目のデュオコンサートだそうです。

そして今回は、高橋さんの誕生日も祝って"Gaho バースデーLIVE"というサブタイトルがつきました。

邊見さんに初めてカデンツァで演奏していただいたのもご自身のバースデーでしたので、また記念の企画に使っていただいてありがたかったです。

プログラムは、瀬音、斜影、風の歌、萌春など箏のオリジナル楽曲や大奥メインテーマ、荒城の月、めぐり逢い、サルツェードの古代様式の主題による変奏曲等、デュオ、ソロで演奏されました

メタルギタリストでもあるという箏奏者沢井比河流の現代作品は、メタルの要素を取り入れた斬新な作品。高橋さんの演奏も素晴らしく、箏もこんなにカッコ良く演奏できるのか!と驚かされました。

邊見さんのソロは、サルツェードの古代様式の主題による変奏曲。

こちらも名ハーピスト兼作曲家の作品だけあって、ハープの高度な技巧が随所にちりばめられていてこの楽器の可能性を聴き手に知らしめてくれるような作品。

邊見さんの演奏も素晴らしかったです。

箏とハープの二重奏のオリジナル作品は(おそらく)無いので、デュオ演奏は編曲された楽曲になるのですが、、、

箏の雅な音とハープの華やかな音色が響き合い、そして達者なお二人のスリリングな技巧の饗宴もあり、楽器の可能性、まだまだ奥が深いな、、、と再認識させてくれる素晴らしいコンサート♪。

そしてエンディングでは、邊見さんからのサプライズ。

高橋さんへのバースデーケーキのプレゼントもあり、お客様と祝福された温かいバースデーライブになりました。