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記憶を定着させる勉強方法

2019.05.16 01:30

学生さんや社会人、これから資格を取りたいと思っている方必見!!


効率よく記憶を定着させて、使える知識を身に付け、さらに応用するにはどうしたら良いのか?すぐ使えるテクをご紹介!


まずはじめに「エビングハウスの忘却曲線」を利用した「ライトナーシステム」をご紹介します。

ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスの発表した「エビングハウスの忘却曲線」の事です。


人は時間と共にどれだけの事を忘れるのかを調べた研究で、その時間や期間を知る事により最適な復習のタイミングが分かり、そのタイミングで復習をする事によりどれだけの学習効果が上がるのかを研究したものです。


下にリンクを貼っておいたので、詳しく知りたい方はどうぞ。


簡単に言うと、学んだ直後から物忘れは始まり1日後には67%も忘れているんです!…人は忘れる生き物なんですね。

これを記憶に定着させるためには、24時間以内に10分間の復習をする事で、記憶率は100%に戻ったという事が科学的に証明されたわけです。


次にライトナーシステムとは、その最適なタイミングで復習を促がすシステムの事です。…良くわからないですよね。


ドイツの科学記者セバスチャン・ライトナーが提案した効率的な単語帳(フラッシュカード)使用法です。


簡単に説明します。


単語帳(フラッシュカード)に覚えたい事を書きAの箱に入れておきます。

Aに入っている単語帳を見て正解したらBの箱に入れます。A→B

Bの箱に入っている単語帳を見て正解したらCの箱に入れます。B→C

逆にBの箱に一度入ったものでも不正解だった場合はAの箱に戻します。B→A

箱ごとに復習や反復する期間を変えていきます。

Aの箱は毎日、Bの箱は3日おき、Cの箱は7日おきという様に反復や復習する期間を決めておきます。


自分が覚えているかどうかによって反復復習する間隔をコントロールして効率の良い記憶定着にかかる総学習時間を抑えていきます。

これが、効率良く記憶を定着させるライトナーシステムです。


一次試験で覚えなければならない「ボルドー格付け61シャトー」や「イタリアの74個のDOCG」 など、このライトナーシステムを使って暗記する時間効率をはかってみてはいかがでしょうか。