こどもたちの紫外線対策 - 永井小児科医院
2019.05.16 07:59
紫外線を恐れるあまり、外出や外遊びを控えて日光に当たらないでいると、体に大切なビタミンDが産出できません。ビタミンDの不足は骨が曲がってしまう“くる病”を引き起こし、この病気にかかる子どもが増えていて問題になっています。4〜8月は1年の中で最も紫外線が多い季節ですが、対策を立てて思い切り外遊びができるようにしてあげましょう。
<対策>
・帽子や日傘、通気性の高い長袖の着用
・日焼け止めクリーム
日焼け止めクリームはお散歩が増える生後5か月前後から。SPF値20-30程度のもので十分です。汗をかくと取れやすいので、こまめに塗り直しましょう。湿疹で軟膏を使用している場合は、軟膏の上から日焼け止めクリームを重ねて塗ります。低刺激でお湯で落とせるタイプのものもありますので、医療機関等でお尋ねください。
コラム筆者・永井小児科医院院長 永井 幸夫
当院には、有能で明るい看護師たちと事務スタッフがおり、お互いに向上心を持ちながらチーム医療を実践しています。看護師が症状を伺い(問診)、そして診療後はホームケア(自宅でのいろいろな対応)についてわかりやすく説明することになっております。このシステムは患者さんの御家族に大変好評です。 当院では、今後も 1.5次医療(外来での半日点滴で軽快する疾患までを診る)、感染症の診断と治療、小児喘息とアトピー性皮膚炎の治療 、小児保健(乳幼児健診、予防接種) の4本柱に力を入れて参ります。 ちょっとした心配事や悩みも遠慮なく御相談下さい。これからもお子さんの健やかな成長に少しでもお役に立てればと思っております。
http://nagai-children-clinic.jp/
仙台市宮城野区宮城野1丁目25-10